
気がつけば、ストローカーも9年めに突入。。。
早いものです

ビル1階の革工房の奥で始めた当時からすると
今はタトゥーを取り巻く環境もずいぶん変わりました。
タトゥーはファッションなんて言われた時期もあるけど、
自分はここ、港北ニュータウンで仕事をして感じるかぎり、
そんな印象はまったくない。
ただ身近なものになってきたなとは思います。
さらに初めて彫るという方の年齢層がものすごく広がっているなぁ
というのをここ数年、特に感じます。
スタジオを見つけるのも、予約を取るのも、そして彫る事も
今や難しくない。
ただタトゥーが身近なものになってゆくにつれて、
気になる事もあったりする。
電話で予約をいただき、その日時に待てど来ない,,,。
事前打ち合わせで一度ご来店いただいた方は、
そんなことないのですがね、
新規のご予約を電話で済まされる方で
ストローカーでも、ここのところ数件。。。
色々なデザインを見ていただく時間やデザインを練る時間、
セッティングや施術時間など計算しながら、
一日のスケジュールを立てていますので、
当日音沙汰無しですと、
かなりさみしい気分になります。
そのために予約を取れなかったお客さんも
いらっしゃるわけですから。
「気軽に彫れる」「簡単に彫れる」という昨今だけど、
彫師の仕事に対する姿勢は、
タトゥーを取り巻く環境に関係なく、今も昔も変わらない。
彫物の本質も社会的リスクも不変です。
いざ彫る日になると不安にかられる事もあるでしょう。
なので、彫る前に一度スタジオにぜひ行ってください。
彫師と話をしてみてください。
よし彫ろう!やっぱりやめておこう!どちらもOK。
少なくとも前には進めると思います。
こいつにゃ彫られたくないなと思えば、他の彫師やスタジオを探せばいいのです。
真っ向勝負したいタイプですので、
こういうのがうまく消化できず。。。(笑)
タトゥースタジオとしてのあり方に葛藤する今日。。。
少々重いブログになりまして、申し訳ない
ご協力よろしくお願いいたします(_ _)
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