患者としての五感。。。 | ストローカータトゥー横浜の舞台裏

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KANですドクロ

昨日、歯医者に行ってきました。

銀歯が取れてしまっているのを放置してまして、

さらに前歯が欠けているのを治したくドリル。。。

最後に歯の治療に行った記憶...。

あまりに過去の話で、正直思い出せない。

おそらく中学生くらいか?

ということは25年以上前ということになる。

一人の患者として、診察台に座る。

職業柄、清潔感や器具の滅菌状態なんかが気になってしまう。

歯科衛生士というのかな?

女性スタッフが「滅菌済み」と書かれたパケを破り、

そこから器具を取り出し、トレイに並べる。

隣のブースでは、子供が悲鳴に近い声で泣きじゃくるあせる

さすがにビビる。。。(笑)

歯医者は痛いというイメージで不安にかられる自分。

先生が来るまでの間、特にすることもないので、

キョロキョロとブース内を眺めていて、ふと思った。。。

『初めてtattooを彫りにくるお客さんもこんなキモチでいるのかな』と...。


先生がブースにやってきた。

50歳くらいの先生かな?

歯を見て、

「うん、大丈夫。悲惨な状態じゃない(笑)。
前歯が気になっているでしょうから、今日治しちゃいましょ。
綺麗な歯で帰ってください☆」と。

覇気のある元気な声でそう言われ、ホッとDASH!。。。

施術の方法、その先の治療の流れを説明してくれる。

単純なのかもしれないけど、

『この先生に任せておけば大丈夫だ』というキモチになった。

医師としての腕がイイだけじゃダメなんだ。

患者を安心させ、たった数分で信頼させるものは何だ?

電話&受付の対応、院内の雰囲気、衛生面、的確なアドバイス、

そして自信に満ちた眼。。。

施術が終わり、「ハイ終わりましたよ!」と鏡を差し出される。

お~、前歯が綺麗に直ってる叫び

おそらく自分、満身の笑顔だったのでしょう。。。

「喜んでもらえて良かったよ。」と先生。

tattooを彫り終わって鏡を見た時のお客さんの反応と、

きっと同じだったに違いない(笑)

医師と彫師を一緒にするのは、おこがましいかもしれないけど、

患者に対して行うすべての事は、彫師としてお客さんに接するすべてと

同じなんじゃないか?

仕事に対する本質的な部分は、やっぱり相手に伝わると思う。

技術はもちろんだけど、人としてのエネルギーというか、器というか。。。



外に出た時の、なんとも不思議な爽快感。。。

彫師という仕事を見つめ直す意味でも、すごく刺激になった。

来週も頑張って先生のところへ行こう!


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