The 彫職人 | ストローカータトゥー横浜の舞台裏

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毎日更新中☆彫師たちがつづるTattooタトゥースタジオ日々ブログ

KANですドクロ

彫師ってアーティストですよねぇ。。。

たまに言われることがあります。

でも自分的には、それに違和感がある。

やはり職人的な仕事かなと。

例えば、庭を造ってほしいと庭師にお願いしたとする。

庭師はまず聞いてくるはずです。

どんな庭がいい? んで、庭で何したい?...

そして、お客さんのライフスタイルや趣味趣向を踏まえた上で、

庭づくりが始まります。

作り手の自己満足的な庭なんて、ちっとも居心地が良くないはずです。

その最終目標がお客さんの喜びでなければいけない。

そういう意味で、彫師も職人なのかなと思うわけですね。



最近の作品たち。。。

自分がカッコいいと思う龍の顔と、お客さんが望む龍の顔を

何度も打ち合わせしながら、突き詰めていった炎の正面龍。


こちらのお客さんはひじ上には竹と虎が彫ってありまして、

それに合わせて...ということで、明るめの配色を。。。

黄色ははっきり発色するように彫ってありますが、

鮮やかになりすぎないよう、オレンジと赤は、

かなり淡い色になるようにしてあります。


サイズに関わらず、背負っていく人の好みや思いをくんで彫る。

決して無理強いはしない。

その上で完成度を追求したい。


そうすると、お客さんの喜ぶ顔が。。。フラッグ

これがね、

やっぱりたまらなく気持ちいいんだな。

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