バーテンダーのような☆ | ストローカータトゥー横浜の舞台裏

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毎日更新中☆彫師たちがつづるTattooタトゥースタジオ日々ブログ

KANですドクロ

自分の幼なじみに日本チャンピオンになったバーテンダーがいます。

ちょっと前まで彼のバーへよく飲みに行っていたのですが、

なにせ、酒は酔えればいいじゃねぇかお酒というタイプですので、

カクテルの名前で頼む事なんかしません。

もちろん、リキュールの種類やレシピにも興味なし。。。( ̄▽+ ̄*)

「酸っぱくて長い(グラスね)の」「甘くてロックで」などなど、

到底オトナの酒の頼み方ではないのですが、

彼はいつも旨い酒を作ってくれます。

彼の頭の中では、数百数千の酒類の中から好みに合ったレシピを

引き出しているのでしょう。

tattooのお客さんでも同じ事が言えるかもしれません。

イメージは漠然とあるけど、言葉にできなかったり、

自分に合ったデザインを決めかねてたり。。。

彫師はそれをカタチにしてあげることが、まず最初の仕事です。

↓こちらのお客さんのオーダーは「月、死神、読みにくい文字ビックリマーク

モンモンとイメージを膨らませます合格


彫師も経験とアイデアの引き出し、持ってます。

シェイカーをシャカシャカ振るようには出てきませんが、

会って話してみたお客さんのイメージをさらに重ねながら、

絞り出します。。。(°д°;)

月に巻き付けたリボンがちょっと個性的でしょ?

んで完成手裏剣



ご希望に合わせて、眼ににらみをきかし、シャープ感を減らした

丸みのあるぼかしで仕上げました。

ぼかしが馴染んだ3週間後くらいから綺麗なグレーになりますよ=。

アルコールのような酔いはないですが、

少しだけ鏡を見つめて自分に酔ってくれたら、彫師冥利に尽きますニコニコ

あはは、綺麗にまとまった...ヘ(゚∀゚*)ノ

Banさん、ありがとうございました(_ _)

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