ストローカースタイル | ストローカータトゥー横浜の舞台裏

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毎日更新中☆彫師たちがつづるTattooタトゥースタジオ日々ブログ

KANですドクロ

人は正当な危機感が大事だと思う。

いつもストロ-カーにいる人間には話す事だけど、今日はあらためて。。。

彫師に対して、ありがたいことにお客さんは敬意も持って話してくださる。

そして「ありがとうございましたキラキラ」とお礼まで言われる。

彫師は神でもなければ、医者でもない。

年上のお客さんが敬語で話してくれることを日常だと思ってはいけない。

彫師としてリスペクトされていることを、自分がリスペクトされていると思ってはいけない。

そして自分の非才さを人のせいにしてはいけない。

例えば。。。

描いた絵を客が気に入らない場合、それは客の要望を的確に理解できなかった彫師自身のせいである。

約束いただいた日時に客が現れなかった場合、最高のtattooを彫り上げるというオーラが出ていなかった彫師自身のせいである。

多少自虐的でストイックな考え方かもしれないけど、

一般社会では、例えこそ違うが、良くあることだ。

自分も若い時は気づかなかったことだけど。

自分が才能ある特別な人間だと思った時点で、人としての成長は止まる。

たえず危機感を持ち、謙虚に修練し続ける事。


頭は低く、目は高く。

己の器をわきまえ、己との戦いに挑む人こそ、彫師としても価値がある。

オレだったら、そんな彫師に彫ってもらいたい。

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