彫師の人生part4(転身編) | ストローカータトゥー横浜の舞台裏

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毎日更新中☆彫師たちがつづるTattooタトゥースタジオ日々ブログ

KANですドクロ

part3のつづきです。

古着屋も順調で、4店舗ほどに手を広げたこともありましたが、ブームも一段落。

さて、また何かチャレンジしたい!

そんな時、としまえんでの夏のイベント販売でのこと。※フリマみたいな催事です。

ボディペインティングを行うという方に出会い、一緒にブースをシェアすることになりました。

ひと昔前なら、不謹慎(もしかしたらね...笑)。

でもプールということもあって、ボディペインティングのブースは黒山の人だかり。その人は見事な筆さばきで、次々と繊細で鮮やかなデザインを描いてゆきます。

描かれた自分の腕を嬉しそうに眺めるお客さんたち。

そばにいる自分のtattooを見て、お客さんも話しかけて来ます。時代は動いていたのですね。

アメリカでのtattoo事情が頭をよぎりました。

tattooがたくさんの人に受け入れられる日はそう遠くないんじゃないか?

彫られる側から彫る側へーーー

スイッチが切り替わった瞬間でした。

きちんと学びたい。幸い知人にタトゥースタジオを立ち上げて成功を収めている方がいました。公私ともにお世話になっていた方で、自分の1st tattooを彫ってくれた人です。

「教えて頂けませんか?」
「本気でやるならOK」
※実際はもっと色々お話ししていただきましたよ、もちろん!

当時、まだ店が2軒あったのですが、スタッフに任せ、自分はスタジオへ。

以前もお話ししましたが、一生人に雇われないと決めて、その時まで黙々と働いて来ました。

ここで7年ぶりに人の下で働くことになったのです。

掃除、受付、弁当注文などの仕事も当然あります。正反対の思考です。

今までは一人で商売を立ち上げ、自分の為に働いていた自分中心の人生。スタジオではファミリーとしてチームとして、仲間のために動かなければいけないこともたくさんあるのですから。

団体行動が得意ではない自分にとって、この経験は貴重な財産になりました王冠1

のちに下北沢にスタジオを出すということで、その立ち上げを任されるチャンスを頂き、どっぷりと彫師人生に浸かっていくのです☆

古着屋はどうしたの? ハイ、すべて閉めてしまいました(_ _)

その時には30歳の誕生日も過ぎていましたね(笑)

人から見れば、彫師としては遅いスタートだったのかもしれませんが、自分には大きな自信があったのです。それは彫師としては意外なのかもしれませんが...。

。。。。。つづく┐( ̄ヘ ̄)┌


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今日、突然shinさんがやって来ました。
なんたる偶然!今日のこのブログに登場する予定だったのです。
紹介します♪
としまえんでのボディペイント↑の方。マジ偶然手裏剣

今はHeaven's DoorTattooのshinさんですね。
やっぱり彫師になっていたのですね=チョキ
プロのミュージシャンでもあり、ライブもいいっすよ~。shinさんの渋い声で旨い酒飲めます(^ε^)♪