tattooのデザイン | ストローカータトゥー横浜の舞台裏

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KANですドクロ

tattooのデザインって、どうやってできるの?

今日のテーマは↑これです(^ ^)

ストローカーでは、すべて一人ひとりのリクエストに合わせて、
デザインを描きます。

要望に合わせ、その人の体型や雰囲気も考慮します。

モチーフ自体はお客さんが決めることがほとんどです。

まず、どの部位にどんな感じの龍を彫りたいのか、彫師に希望を伝えます。

すべてデザインに言えることですが、

お客さんと彫師とがイメージの共有ができないと、

デザインを描いてもらった時になんか違う...ということになりかねませんので、どんな言葉やイメージでも良いので、よりたくさんのことを話して下さい。

彫師は経験上、その話の中からイメージの核心をとらえることができます。

あとは、そこからイメージを膨らませて、カタチにする作業となります。

例えば、龍を彫りたいといった場合。

このデザインもお客さんのリクエストに合わせて描いたもの。


イメージに近いという写真をお持ちいただいたので、

非常にスムーズに進みました。

Tシャツから出るか出ないかのギリギリの下限で、

腕に大きくとぐろを巻いて、密度の濃い龍がいい、とのことでした。

うろこを一つひとつ彫り、ぼかし(ブラック&グレー)で炎は赤...etc
という和の龍が好みだということで、

その雰囲気が生かされるような、龍の巻き具合や炎の流れを決めていきます。

このサイズだと、うちの場合、施術は数回に分けて行います。

1回めは筋彫り(ライン)、2回め以降ぼかし...といった具合です。

そして完成。



ぼかしの感じ、炎の雰囲気など、その場その場で細かく話し合いながら

彫り進めていきました。

彫りあがった時の満足そうな笑顔を見るのが、彫師にとって一番嬉しい瞬間です。

tattooが人生の中でなにかのパワーの源になってくれたら...。

彫った者として、いつもそう思います。