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芝生に適した土とは。。
土には、芝生を張るベースとなる土(床土)と、定期的に芝生に薄く撒く目土というものがあります。
まずは、ベースになる床土(とこつち)。。
この床土が芝の成長を大きく左右するといって良いのではないでしょうか。。一度芝生を張ったら、畑のように定期的に耕すことはできませんからね~。
芝生に良い土の条件は、水捌けが良いこと。これ絶対ですね。。
芝生の根は種類にもよりますが、地下15~20㎝は伸びるようです。水捌けが悪い粘土質や土の塊がゴロゴロしているような固い土では結果として強い根にはならず…根腐れなどの要因になってしまいます。
土壌改良して芝に適した土にするには、まず石やブロック片、小枝などを取り除く。水捌けの良い柔らかい土にするために、川砂を黒土と混ぜ合わせて砂土壌にする。そして堆肥(牛糞、オカクズ入り等)を土全体の2~3割入れて耕すことで、柔らかいフカフカの床土ができると思われます。川砂や黒土、堆肥だけでは栄養分が無いので、有機肥料(チッソ8、リン8、カリ8等)を混ぜるとより一層良い土壌になるのではないかと思います。堆肥には、牛糞以外にも鶏糞、バーク堆肥など、様々ありますね。牛糞堆肥は臭いもあるので避ける人もいるかもしれません。
腐葉土は入れなくてもよいと思いますが。
ちなみに、苦土石灰は必要ないの?と思われるかもしれませんが、有機肥料の種類によっては補える場合もあるのかな~と個人的には思います。土壌の酸性、アルカリ性の問題で、正解はわかりませんが、芝は弱酸性が良いそうです。。一説によるとph値は6~7位が良いとか。。さすがにph値までは測定しないですけどね。。
さて次は…
芝生の上に撒く目土について。
目土ではなく、目砂でもOK。個人的には目砂の方を使っていますね。一般的に山砂を使う場合が多いかもしれません。自分も何回か山砂をフルイにかけて撒きました。
ちなみに自分が一番使う目砂はコチラ
https://joyfulhonda.jp/item/22119/
細い砂なので、フルイにかける必要がありません。
目砂は芝張りをしたら必ず行いますし、凸凹修正にも適宜使用します。また、サッチ(芝の刈りカス)除去や根切り、パンチなどの後、必ず目砂をして芝を保護します。サッチの分解にも目砂は有効ですね!(サッチを分解する過程では微生物の働きが重要なので、土(砂)が無ければ微生物の働きがなく分解されないため)。
目土、目砂は芝の成長において重要度高いですね。
目砂を撒く頻度としては、芝張り後は必須、春の定期更新作業(サッチ除去、エアレーション後)や、凸凹修正等、適宜行います。
注意すべきは、芝の葉が隠れてしまうほどに厚く撒き過ぎないこと。芝の葉が隠れてしまうと光合成ができなくなってしまいますからね。。
あとは、目砂の頻度が増すとグランドレベル(高さ)が徐々に上がってしまいます。1年に1㎝高さが上がっていけば、10年後には10㎝グランドレベルが上がってしまいます。。撒きすぎには注意が必要ですね。
目砂を撒いたらたっぷり水をまき芝に目砂をしっかり落として上げることが重要だそうです。茎~芽の保護にもなりますし、何よりも、芝がキレイに生え揃っていきます!
目砂のポイントは、一度に沢山ではなく、薄く何回かにわけて繰り返し撒いていくことだそうです!