芝生のメンテナンスで最も重要な作業、芝刈りについて。。奥が深いです。

基本は『伸びたら刈る』ではなく、『伸ばさないために刈る』。

重要なのは『切れ味の良い芝刈機(刃)で刈る』ことだそうです。年一で刃の研磨が望ましいとか。。使い方にもよりますね。
石を噛まないことですね、刃物ですから。

で…。

芝刈機にはそれぞれ刃の回転が異なる"リール式"と"ロータリー式"がありますが、切れ味にこだわるならリール式でしょうか。。ロータリー式は、高く伸びた芝を刈るのには良いのかもしれません。

ちなみにMy芝刈機は

キンボシ株式会社製
"Golden Star"
GFE-2500N ナイスイーグルスモアー
という芝刈機を使用しています。
http://www.kinboshi-pro.jp/smp/item/gfe-2500n.html


リール式5枚刃、刈り高設定4段階(25㎜・20㎜・15㎜・10㎜)、刃調整不要、刈り幅25㎝の手動式芝刈機(日本製)です。
 
切れます!本当にスパッと切れます。
(一度、コガネムシの幼虫を巻き込んでしまったことがあったんですが、胴体半分が見事にスパッっと切れていました。)

あと、タイヤが大きいので、芝生面の抵抗を受けにくく、取り回しが楽です。

ちなみに刈り高設定が25㎜~10㎜しかないので、長く伸びた芝を刈るには不向きな芝刈機かもしれません。

さて、芝刈りの具体的な方法ですが。。

芝刈り方法の基本は"1/3ルール"

芝の上部1/3のみを刈り、残り2/3部分は刈らないという刈り方が基本。。

芝が伸び過ぎてしまうと、一気に短く刈り込みたくもなりますが、それは芝にとっては物凄いダメージを与え、最悪そのまま枯れてしまうことも…。

芝が高く伸びると、自然と茎も高くなってしまいます。この茎付近に芝の生長点があり、高く伸びた芝を一気に短く刈ってしまうと生長点のある茎の部分まで切り取られ、緑の葉がなくなり真っ白な芝生になってしまいます。

"軸刈り"とか"茎刈り"っていうやつですね。

緑の葉がないと光合成できず・・・。。

生育期なら、20日~1ヶ月程度で緑の葉も伸びてきますが、芝にとっては、栄養分を刈り取られてしまった訳ですから、元気な芝になるまでは時間がかかりますよね。。

もうひとつ芝刈りでのポイント。。

同じ方向のみでなく、縦→横→斜めに芝刈機を走らせること。。 

芝は全部が直立している訳ではなく、部分的に寝てしまっている箇所もあります。寝ている箇所を一定方向のみで芝刈機を走らせても刈れてない部分ができてしまうので、様々な角度から芝刈機を走らせることが、凹凸なく綺麗に仕上がるポイントですね。

雨が降れば芝刈りはできないので、天気と時間を見てやる必要があります。。