退院して、8か月が経過し、夏が過ぎ、涼しくなり始めた。
走ったり、混雑した場所などでキビキビした動きをするというのは、まだまだだが、日常生活で支障がない程度に歩けるようになった。
保険として杖を持っているが、なければちょっと足の調子が悪いのかな?というくらいにしか思われないと思う。
『家族も随分普通に歩けるようになったね!』というくらいになったのだが、細かな動き・リカバリー力は、全然というほど回復していない。
キビキビとした動きをしようするとバランスを崩した時に体勢を立て直すのに前後左右に1m前後欲しいので、外ではそれだけのスペースを確保できることが多いので、キビキビとスムースに動けるのだが、家の中ではそれだけのスペースを確保しずらいことも多くノロノロとした動きをすることが多々あり、壁やらテーブルやらに手を添えながら歩くこともあり、家族に少し煩わしいくらいに思われることが多い。
自分が脳梗塞になって初めて気がついたのだから、家族が理解できるはずもなく、仕方ないと思う。
脳梗塞の方が家族におられる方がこれを読まれたら、頭の片隅にでもちょっと置いてて欲しい。
『いろいろ回復してきても細かいことをしようとしたり、慎重にしようとする時には、急にできなくなったり、ものすごく時間を要することがある。』
複数の動作を一度にしようとする時にも同様、思ったように体が動かず急にふらついたり、倒れそうになる。
イスから立ち上がり、横にちょっとずれてから、歩きだすような時、動きを「立つ」「横に動く」「歩く」と一つずつ行えば、問題なく動けても、斜めに立ち上がって、そのまま歩き出そうとするとバランスを崩したり、頭がフラフラして、急に足が動かなくなるなど、まだまだ一つずつの動きを覚えたところで連動した動きまでは学習できていないのである。
一つずつの動きは、集中的にリハビリもし易いのだが、連動させた動きはケースバイケースで、なかなかリハビリで行えないことも多く、結局普段の散歩でいろんなところを歩いたりするしかないのかなぁという感じである。