2022年2月1日に18日間の入院を終え、退院し自宅、自宅周りでのリハビリを始めた頃について書く。
入院中は歩行器と杖でリハビリ、自宅ではテーブルや手摺に手を置きながらリハビリを行っている。
病院や自宅では、支えがあり、足元もほぼフラットなので、順調にリハビリができる。「なにこれ?」って言う予期しない状況にはなかなかならず、納得しながらリハビリができるの言う意味である。
だが、外でリハビリしようとすると予期しない、健康な時には想像もできないような障害があり、思うようなリハビリができない。
怖くて足がすくむ。昨日書かせて頂いた「痙縮」が起きて足が緊張して動かなくなることがある。
 リハビリは、希望と絶望の繰り返しである。
杖で少し歩けるようになってきたので、自宅前に出てみる。そこは、普通の舗装路である。
交通量はほとんどなく、人の往来も多くないので、気兼ねなく自宅前ではリハビリができる。
しかし、病院内や自宅と違い、舗装路とは言え、2~3mm程度の凹凸は当たり前のようにある。
数mmくらいや窪み、継ぎ目のような目で見ても明らかな凹凸だとわかり易く、足が躓くとかは想像もできるし、そういう挙動に対して心構えもできる。
でも目で見ても分からないくらいの凹凸で体が前傾・後傾・右傾・左傾を起こす。
予期していないので、頭がもやもやと混乱する。足がびっくりして痙縮を起こして、動かなくなる。
アスファルトの上にピンポン玉を転がした時のように右に左に動くあの感じである。
杖をついて家の前を何度も行き来をして、体に覚えさせていく。少し慣れると行動範囲を広げて、家の周りを歩く。
微妙に道路がねじれていたり、継ぎ目や凹凸の大きさが違っていたり、杖やら歩行器やらがないと歩けない人にとっては、まったく同じ道などない。

風や木々の音、車の音や人の声などにも集中力をそがれ、足が動かなくなり、仁王立ちすることもしばしばである。
少し歩くと阻害する状況になるのでその都度絶望を覚えるが、入院中から再学習という意識で、幼児の歩き初めくらいの気持ちを持っているので歩くごとに慣れて希望も出てくる。
なかなか順調なものではないと思っているので、最初からポジティブ思考を持てているのは、良かったと思う。