自宅でのリハビリ生活が続く。午前中は家の中をうろうろ歩いたり、階段の上り下りをしたり、片足立ちはまだまだできないので両足を揃えて立つ練習をしたり、1~2時間を目標に休憩しながらリハビリする。
昼を過ぎると立ったり、座ったりが辛く横になりたくなる。これだけの体力もないのが悲しい。
1~2時間横になり、また夕方に少し家の中でリハビリする。
天気の良い日には、すぐ近くの友人のお店にリハビリを兼ねて出かける。
わずか200~300mくらいの距離なので普通なら5分くらいで歩けるが、途中30m(勾配約15%)がなかなか登れなくて、右手は杖、左手は壁に手をつき、2~3歩ごとに一息つきながら上がる。
退院後の初訪問は、30分以上かけて歩いた。
店の前には片側1車線で信号があるが、フラフラするので時間内で渡れる自信がない。
赤信号の間に横断歩道の所で準備し、青信号で必死で歩いて、青信号の間にようやく渡り切れる。
転倒してしまうと交通を止めてしまうので、ゆっくり転ばないように歩くのでぎりぎりである。
お店寄った帰りは、常連の80歳くらいのおばあさんに転ばないように少し手を借りて信号を渡った。
こちらが手助けしないといけない方なのに助けてもらって情けない限りである。
家の中や病院内と比べると舗装路とは言え多少の凹凸があり、そのわずか2~3mmの凹凸でさえ、バランスを崩して足が止まる。
ちょっとバランスを崩すと手や足が痙縮で突っ張り、頭は焦りで軽いパニックを起こしフラフラする。
筋力、バランスともにUPしないとどこへも行けないことを改めて思い知った。