入院7日目、この日からリハビリが開始した。

午前中は、作業療法で手の麻痺を改善するリハビリを行った。

ベッドサイドのテーブルにコップくらいの大きさの物を置いてそれに触れるリハビリを行った。

右手には麻痺もないので、まったく問題なく触れることができた。

しかし、左手には麻痺があるので、頭・眼で掴んでいる距離に手が伸びない。

さらに左の方へ彷徨ってしまう。真正面に近いほど、彷徨ってしまう。

5日目と同じ状況である。真っすぐ手を伸ばしても、左の方へ行ってしまう。

左へ遠回りしてから目標物に触れようとするからか、余計に距離感がおかしく触れなかったり、突き飛ばしたり、まったく自分の手のような感じがしない。

左の方、正面、右の方、手前、奥といろいろな方向へ手を伸ばす練習を行う。

理学療法士の先生は、発症後間もないので、リハビリを繰り返せば、このくらいの感覚は戻ると思うと言ってくださったので、元気づけられた。

後は、寝転んでてもできるリハビリとして、手を伸ばして、膝とかに触れて、次に鼻頭を触るリハビリを教えてくださった。

しかし、初めてした時は、距離感がおかしいので、眼をつきそうになった。

リハビリが終わると暇な時間ばかりなので、テーブルにスマホを置いて、アプリや文字に触れる練習をひたすら行った。

思ったように手が動かないためか、頭がもやもやしたような、血流不足なのか、頭が熱を持ってフラフラした感じになった。

 

午後は、運動療法を行う。

立ち上がることもままならないので、その場で立ち上がる練習、足を組んで安定して座る練習、片脚でお尻を浮かし筋肉をつける練習を行った。

足のリハビリの方が疲労感はあったが、頭は手の作業療法の方が圧倒的に疲れた。