4日目が過ぎ、ようやく眩暈と吐き気が落ち着き、血圧が少し下がった。
先生からも「急変することもあるから・・・」とビビらされていたので、症状が落ち着いて少しほっとした。
5日目、眩暈が軽くなった。近視・乱視でコンタクトなので、外しているとぼやけているので気にならなかったが、5日目に久しぶりにコンタクトをつけて、焦点が合わせにくい状態だと気がついた。遠くの物は焦点が合うが、2m以内だと少しダブって見える。近くを見る時には、片目を閉じたり意識しないようにする。
それと左の眼尻が麻痺で突っ張ってフックような物で引っ掛けたような痛みが出る。
常時痛みがある訳ではなかったが、日に何度か強烈に痛くなり、しばらくすると治まる。半年後くらいまでは、徐々に頻度が減りながらも物が見づらくて苦労した。
そして、5日目、入院して初めて水以外を口にすることができた。
薄味の病院食だが味をしっかり感じることができて口・舌に麻痺はないなぁって喜んだ。しかし、それはわずか3日間の幸せでした。
3日間は、特に食べられない物などもなく、完食していた。
それよりもがっかりしたことがある。
それは左手の麻痺だ。右手に麻痺はない。
左の方へ手を伸ばす分にも大きな麻痺・異常はない。しかし、正面に近い場所ほど左手が彷徨う。真正面に伸ばそうとしても一旦左の方へ10cmほど彷徨ってから正面に向かう。意識して真っすぐ伸ばそうとして彷徨う。
リハビリによって一年後の今は、非常に細かい作業をする時や並々と満たされたコップを運ぶような時以外には影響ないくらいまで回復しているが、半年以上苦しんだ。