今回、11回目のゼオマインを使用したボトックス注射を打つために病院に行ってきた。因みにゼオマインもボトックスも商品名である。ではあるが、ホッチキスやバンドエイドもメーカーの商品名なのに一般的に使われているので、ボトックスも同じようなものと考えて良いだろう。

 

 医師から「調子はどうですか?」 と聞かれたので、「実はこの前、腎臓癌の手術をしまして・・・」と言ったら大層驚かれた。私としては自覚症状はなかったし腹腔鏡による手術で体に対する負荷も低かったのであまり深く考えていなかったのだのでなんでそんなに驚くのか不思議に思ったのだが、(リアルでは誰にも言いにくいが)私が手術するために病院に向かうとき、自分の部屋にエンディングノートを置いて行ったくらいなので、手術くらいでは驚かなかった。手術中に事故が起きないってことは100%言えないし。宝くじはあったったほうがいいと信じてるなら逆に手術中に事故が起きることも信じてもいいと考えているからだ。ま、この辺は私の死生観に関係あるので、誰に勧めるわけでもない。

 

 その医師が言ったところによると、「受け持ちの患者でも腎臓癌から脊髄に転移して麻痺がおこる人もいるので、今のうちに見つかってよかったですよ」とのことだった。私の場合、転移はしてなさそうなので良かったんだろう。骨に転移すると痛いというし。ただ転移に対してどこまで精密検査をしたのかは分からない。今度の外来で聞くつもり。

 

 これまでゼオマインを打ってもらっていた医師だが、今回で最後でその医師は違う病院に転籍になるらしい。これは困った。ゼオマインを打つ箇所は神経に中らないようにいけないので若干トライアンドエラーの意味合いもある。実際、私の体の中の神経の走行はちょっと人と違うらしいので、どうしてもトライアンドエラーをせざるを得ない。また神経に中ると痺れたり痛かったりでちょっと嫌だ。

 

 因みに今回の注射は上肢に5か所、下肢に4か所打ってもらった。