12月ってば。 | strobelight

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連続しているような切り取られたような、そんな毎日。



衝動にかられてケンタッキーとフルーツサンドを欲望の赴くまま食べてしまったら

それはお腹が重いでしょうよ、朝。

満足の代償とするならお昼まで何もいらない。





食堂かたつむり/小川糸


でてくる食事もうっとりなのだけど。

祖母・母・娘っていうのもね。



祖母が白くしたものを娘が黒くそして孫が白く。

塗りつぶしてしまうのは意志によってではないことを経験から知っている。

遺伝子と運命が同義語と思えるほど。

科学ってロマンチックっていうし。

例え容器だとしてもまあ、いいよ。

イルミネーションに浮かされて考える。



母が物心つく前に亡くなった祖母に問いかけてみたい。

一体どんな気持ちだったのか。

何が好きだったのか。

何が大事だったのか。


戸籍から見た祖母と語られるエピソードは

いささか鉄火で粋で病弱で儚い。

が、たぶんそれだけじゃないでしょおばあちゃん。



貴女がいくらか配合されてできた私は

ノーヒントで投げ出されたようで不安なような高揚するような気分で。

不思議な感覚もこの季節だからか。

この容器でもうしばらく。中身のこれからはまた後の話。

祖母なのか遺伝子なのかどちらに呟くともなく

12月を走り抜ける覚悟を決める。



椿屋四重奏/踊り子