ヘアリボンの少女 | 浮気なキャンディ

ヘアリボンの少女

あたしの部屋は如何せん作品集や書籍が多く、置き場所にもそろそろ限界を感じる。


他にもランジェリーやゴルフグッズ、キモノに雑貨など、色んな分野に興味がありすぎて、なおかつ収集癖があるもので増える一方。

さすがにDVDだけはレンタルすることにしているけど、観たい作品がレンタルされてないことも多々あるので、買うしかなくなってくるし。

でもまだまだ触れてみたいものが沢山ある。

Roy Lichtenstein: The Black-and-White-Drawings .../Isabelle Dervaux


60年代ポップアートの代表的な画家といえば、アンディ・ウォーホールと並び1923年アメリカ生まれ【Roy Lichtenstein(ロイ・リキテンスタイン)】


ポップアートって大量生産・大量消費をテーマに広がった芸術運動ですが、リキテンスタインはコミックをベースに拡大して描いた作品群。

この三原色のベタ塗りが強烈なインパクト。単純に描いているように見えて、コミックの印刷のドットまで忠実に描くという綿密性。


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誰もがどこかで見たことあるのではないかと思いますが、いかにもアメリカンタッチな作風。

上の東京都現代美術館に収蔵されている”ヘアリボンの少女”の購入価格は6億ということから、当時都議会の審議で「漫画に6億」と物議を醸したようですが。


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個人的にはポップアートって”芸術”とは微妙に言いがたいものを感じてるし、実際6億ってすごい金額だと思うけど、「漫画に6億」という漫画で片付けて文句つけるのがなんだかナンセンスで。。

わかりやすく名がある人の、それらしい作品ならば納得するのか、例えばピカソとかにしてもあたしには別にその良さがわかるわけではなく。

どこかの専門家のもっともらしい言葉に「ふーん」と思うだけという。

税金を使っての購入だし、高いと思うか否かは意見が分かれるのは当然だけど、実際に絵画に関する知識があって否定するなら、またコメントも違ったんじゃないかと。


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ストーリーの続きを想像してしまうような、リキテンスタインの作品はけっこう好き。

6億なんてとても出せないけど。。