僕にとって大切な方が、先月相次いで亡くなられました。
頼りにしている人がいなくなるというのは、すごく淋しく悲しいですね。
今だに実感が湧かないです。
義父のお葬式では 『これからも僕ら家族を見守っていてください』 とお願いしました。
姿形は見えないしお話しもできないけれど、すぐ近くにいてくれるような気がします。
恩師の先生のお葬式では 『これからは好きなだけご自分の時間を楽しんでください』 と伝えました。
世界も時空も飛び越えて、興味のあることすべてを楽しんでいかれるような気がしたのです。
少し落ち着いたこの頃、生きること死ぬことについていろいろ考えます。
十代の頃は、惜しまれながら死んでいく英雄にあこがれたりもしましたが、いまは考えが変わりました。
いまを生きられることに感謝しなくてはいけません。
生と死は、対極にある正反対のものではない気がします。
同じベクトルを持っていて、隣りで近づいたり離れたりしながら、ずっと一緒にあるものなんだと思います。