現行モデル以外というか、昨シーズンのウェアを探そうと思うとそれはもう至難の業であります。
ウェアを作るメーカーは在庫リスクをなくすための策として、販売開始予定日から半年~1年ほど先に展示・受注会を催して、そこで生産する量と在庫する量を設定していきます。
余分に作り過ぎないようにしたいのです。
それでももし、売れ残り商品が出た場合は早め早めに叩き売りをして在庫処分してしまいます。
不良在庫は会社にとってよくないものなので、薄利になったとしても現金化しなければならないのです。
ナイキやアディダスなど大手スポーツアパレルメーカーならばアウトレットの直営店に商品を回すという裏技が使えますが、それ以外のメーカーには在庫過多商品を売りさばく機会があまりありません。
なので、普通のテニスメーカーはよりシビアに生産量を絞ります。
『たくさん売れて欲しいけど、売れ残るほうのがもっと嫌』
という思考が働いているからです。
お店も同様に、あまりたくさん仕入れてしまうといけないのでカラー展開・数量・選別にものすごく悩んで、リスクを最小にした在庫になります。
するとメーカーもお店も少ししか在庫をしていないので、いざ買おうと思ってもサイズ違いかカラー違いしか残っていないという悲劇が起こってしまいます。
もしもふらっと立ち寄ったスポーツ店で気に入ったデザインのウェアを見つけた時点で、スパッと買ってしまうかバシッと欲望を消し去るかの2択をせまられるのです。
後になって『あの時買っておけばよかった』と思ってはいけないのです。
セカンドサービスを入れにいってダブルフォルトになるのと似ています。
『思い切り打っておけばよかった』とちょっと後悔した経験は誰にでもありますよね。
ん…、似てないか(笑)