今回はこの5つ。
251. You're not making sense.
252. I'm sick and tired of it.
253. The more the better.
254. The sooner the better.
255. It's better than nothing.
251.
話が支離滅裂で
「話が見えないわ」
と言いたいとき。
"You're not making sense."
と言います。
'make sense'は
「意味をなす」
という意味です。
"You're not making sense."
は
「あなたの言っていることは意味をなさない」
つまり
「話が見えない」
ということですね。
ちなみに、ダイレクトに「支離滅裂だ」と言いたいときは
'illogical'を使うようです。
252.
上と関連しているかはわかりませんが、
「もううんざりだ」
はどう言えばいいのでしょう?
"I'm sick and tired of it."
なんです。
'sick and tired of ~'は
「~にうんざりして、飽き飽きして」
という意味です。
'sick'も'tired'も健康的ではないですね。
他には、例えば
「うんざりする仕事」
の訳として
'a boring job'
がありました。
また吉本ネタで申し訳ないのですが、
池乃めだかさんの
「もういい!」
はおそらく
"Enough!"
が長さも意味もしっくりくるのではないかと。
253.
ここからいくつか
比較級シリーズをお送りします。
まずは、その1
「多ければ多いほどいい」
学生時代さんざん覚えさせられた(であろう)
'the+比較級, the+比較級'
の形を使います。
「~すればするほど、ますます…だ」
という意味でした。
これに当てはめると
「多ければ多いほど、ますますいい」
ということになります。
「多い」は'many'または'much'ですが、
比較級はどちらも'more'です。
「いい」'good'の比較級は、そう'better'なので
"The more the better."
です。
あれあれ、主語と動詞がどこにもないですよね。
実は、'the+比較級, the+比較級'は
主語と動詞が省略されることが多いのです。
省略せずに書くと
"The more it is, the better it will be."または
"The more it is, the better it is."
となりますが、冗長ですよね。
なので実際に使うときは省略します。
254.
比較級シリーズ その2
「早ければ早いほどいい」
上と同じように考えます。
「早い」はここでは'soon'を使います。
上の'more'を'soon'に置き換えて、
"The sooner the better."
となります。
上同様、主語が省略されていますが、
その場の雰囲気で例えば
「メールの返事は早ければ早いほどいい」
「仕事を仕上げるのは早ければ早いほどいい」
のようになるでしょうか。
関連表現として
"As soon as possible."
も使えるようにしておくといいと思います。
「できるだけ早く」という意味で
ビジネスの現場でよく使われるとか。
255.
比較級シリーズ その3
「ないよりはましよ」
'~より'があるので'than'を使うところは
よろしいでしょうか?
「ないより」なので'than nothing'です。
問題は「まし」だと思いますが、
上を転用(?)して
「ないよりはいい」
と考えると、
'better than nothing'
となります。
後は主語を適当につけて
"It's better than nothing."
これで完成。
(この場合も主語が省略されることがあります)
このシリーズは次回も少しだけ続きます。