せっかくだすし、ここは分野別や若い人が多いので

たまにはまじめなフリをして今回のノーベル物理学賞受賞となった内容について軽く
(自分の分野だしなー雰囲気)

あ、数式を書くつもりはないです、めんどいし、
(気になる人は適当にきいてね)

でもヤフーニュースとかとは区別はつけたいので中途半端なところで


とりあえず、受賞内容が対称性の破れに関係してるようだ

でも南部さんと小林・益川さんではぜんぜん内容が違うのだがー

どちらかというと説明が小林・益川さんのほうがやりやすいのでそっちから


小林・益川さん⇒CP対称性の破れ
よくある話し↓

「宇宙には物質と反物質のうち、物質しかない
けど最初に同じ数できたら両方、対消滅して消える

じゃあ対称になってないんじゃね?」

もう少し詳しく↓
物理現象はCPT対称性が存在する
C=荷電共役(物質・反物質) P=パリティ(鏡映対称) T=時間反転

Pは破れていることが分かっている⇒弱い相互作用
なんでCP破れてたら、Cも破れてる⇒物質・反物質に対称性がない

でもその機構がよくわかんなかった
ラグランジアンは普通対称性があるように書かれる

⇒小林・益川機構を使えば解決!実験確認あり!


もう少し専門チックに↓
実際の論文では何種類か破れる機構が提示されていた
今回のはその中の一つなのだが

当時クオークは3種類しかなかったのだが6種類以上にすることによって破る方法を考え出した
元々カビボという人がクオーク間の混合(基底の取り直し)を提唱していたが、
それをさらに一般化するような形で
 u c t
 d s b
とクオークがあるなか混合している
たとえば 新しいアップクオークをu'として
u'=cosθ u+sinθ d
みたいな感じ(数式使っちゃったw実際はちょっと違うよ)
で実際に観測されるものは混合している状態としてやればCPが破れ
この角度θが混合角とかよばれる
⇒こいつが実験で検証された

少し前の日記で質量行列を載せたことがあったのだが
それとまさに一緒

真のクオークは質量行列を対角化したときの基底としてはられるが
実際に観測されるものは混合状態を基底に張りなおしたもので観測され
質量行列もそれによって非対角化する

まぁーそんな感じ

でその混合させる具合を行列にしたものが小林・益川行列とよばれKM行列とか
外国だとCKM(カビボ・小林・益川)行列とか言われたりする←ふざけんなって感じ



この内容は実は現象論のため、俺はあんまり詳しくはないです

それでもMSSM(最小超対称性標準模型)とかでは頻繁につかわれてるし

小柴さんのニュートリノ振動もニュートリノが世代で混合しているということが
確かめられた実験ですねー


長くなってきたので南部さんのは次へ

あ、なんか聞きたいことあったり、ボケーと記憶を頼りに流れで書いたので違ってたらゆってね