続いて、アドリアン・ユストゥスさん。彼は、昨日の黒沼ユリ子さんの主宰する「メキシコ音楽祭」で、ソリストを務めました。彼の手にかかっては、超絶技巧も簡単に見えます。パガニーニのカプリスがこんなに音楽的に聞こえたことは、私の乏しい経験ですが、かつてほとんどありませんでした。彼はパガニーニの譜面や研究書等から、多くのインスピレーションを得たとか。パガニーニは当時の作曲家に大きな影響を与えました。それと同じような影響を彼も受けたとか。彼ほどの実力者が、実力に見合った知名度がないのは不思議でなりません。しかし、これから彼が世界中で受け入れられる時代が来るのではないでしょうか。彼も、ヴァイオリンだけでなく、多角的な勉強をされていて、編曲、作曲、ピアノ演奏もするそうです。また、暗譜も早く、2、3度譜面を見るだけで、ほとんど暗譜してしまうそうです。それは、音楽を全体で把握するからだそうです。ですから、コンチェルトも、オケの部分も習熟しているそうです。
彼のボウイングで特徴的なのは、黒沼ユリ子さんのアカデミーの皆さんに共通していることですが、弓の返しがほとんど分からないということです。彼は、それには耳が大切だと言われていました。そして、テ クニック的なコツも教えてくれました。彼のインタヴューも3月号の予定です。
彼のボウイングで特徴的なのは、黒沼ユリ子さんのアカデミーの皆さんに共通していることですが、弓の返しがほとんど分からないということです。彼は、それには耳が大切だと言われていました。そして、テ クニック的なコツも教えてくれました。彼のインタヴューも3月号の予定です。