2024年、最初の海外遠征は【MAXFC25/DOUBLEG】。
キックボクシングプロモーション【MAXFC】と韓国MMAプロモーション【DOUBLEG】合同興行に朱里・グラップリングシュートボクサーズジムが参戦のため、3月7日から韓国益山(イクサン)へ。
昨年末、中国での約6年ぶりの復帰から短いスパンの復帰2戦目、対戦相手は現MAXFCフライ級王者チェ・ウンジ。
強豪相手に試合感覚を取り戻すための遠征となる。
3月7日セントレアから仁川へ。
搭乗から早速40-50分の遅延があり、のんびりと仁川へ出発。
1時間半ほどで仁川に到着し、先に東京から到着しているyzdgym龍野佑紀会長とアテンド/通訳のユンさんと合流する。
到着時間が1時間ほど遅れたことで当初予定の仁川空港→益山市、高速バスでの移動は変更、仁川からソウルへ電車移動で1時間、韓国の高速鉄道KTXに乗換え益山へ。
仁川から益山へバスで移動は3時間半かかるものであったが、KTXで移動したことで1時間ほど早く到着した。
とはいっても実質、予定到着時刻は遅延で到着時間は変わらず。
益山市(イクサン)は韓国ソウルから西南側に位置されており、KTXで1時間30分ほどで行ける都市ではあるが、韓国都心部と比べるとお店も少なく観光の街というよりは産業や自然の街といった印象が強い街である。
なぜ、この中心部から離れた地で大きな合同興行を行うのか?
MAXFC代表であるリー・ヨンボック会長はこの地の出身であり、彼の会社である韓国格闘技ブランド【CONTENDER】【COUNT8】は韓国国内、格闘技関連のアイテムの70%以上をシェアする大手であり、本社は益山にある。
社長である彼をサポートする企業が多い益山市で、コロナ収束からの1発目のMAXFCナンバーシリーズを大体的に開催し、盛り上げるのが狙いであるようだ。
実際、ヨンボック会長と親交の深いDOUBLE-Gイ・ジフン代表と合同興行という形でケージファイトMMAと韓国では馴染みの薄い【CAGEKICK】という新しい形をMAXFCの本拠地【益山】で行い、より多くのファン層にMAXFC中心に格闘技を伝えるための努力が伝わる。
益山に到着し、ヨンボック会長の車での送迎を受け、計量前である選手をホテルチェックイン.
韓国のブランドホテル、日本でいうホテルは韓国でいうと【フォーシーズンズ ソウル】や【インターコンチネンタル ソウル】と都心部を中心に世界基準の【ホテル】はある。
都心部から離れた地区になると日本でいうホテルというものは【MOTEL】になる。 日本でいう位置づけでいうと(ビジネスホテル、ラブホテル)にあたるもの。 駐車場に目隠しが掛かっていたり、薄暗い裏路地にあったり、外観はラブホテルに遜色ないものが多い。 その【MOTEL】はしっかりとしたサービスを提供するものであり、今回滞在した【TWINS HOTEL】こちらのホテルでは、コーヒー、清涼飲料水のサービス、フロントにある冷凍庫の食料(冷凍餃子、シュウマイなど)もサービス。
毎日ベッドメイキング、ルームクリーニングもあるサービスは日本のビジネスホテル以上、もちろん部屋面積も広くツイン、ダブルサイズで快適に過ごせる。 当然、ラブホテルのように使用するカップルもあり、夜の遊びの連れ込みに利用されるケースもあり、ホテルの周囲には刺身、焼き肉、お酒を飲める店が多く、その周囲にはKARAOKEや風俗店のような店も多い。
このホテル界隈の商売がリンクしているのがよくわかる韓国益山、夜の繁華街。
そんなMOTELに計量前である選手を休ませヨンボック会長と食事へ。
韓国でもコロナ収束後の飲食店の営業時間は短く、夜は限られた店がオープンしている中でのチョイスされた飲み屋で歓迎いただいた。
一件目は中華系の居酒屋で前回の中国で食した羊肉のBBQと同じ。
韓国でも中華は流行とヨンボック氏 談。
二件目はフライドチキン、ヤンニョムチキン。
MAXFC代表の一人リー・ゼフン氏も合流し、この夜は12:00まで歓迎戴いた。
コロナウィルス感染拡大が始まった時期に韓国大邱(デグ)へ遠征し、この遠征を最後に世界中の移動が不可能となり長い期間、交流が閉ざされ、2023年から延期や中止を繰り返し頑張って開催してきたMAXFCコリア。
2024年やっと交流、再開が可能となった今大会である。
コロナ禍でも絶えず【CONTENDER】【COUNT8】の商品輸入、日本でのイベント再開と同時に選手派遣に尽力いただいたり、顔を合わずともビジネスを行ってきた面々とも再び顔を合わせ仕事が再開できることは嬉しいかぎりの遠征初日。