どんなスポーツでも接戦になればなるほど、
「あのプレーが勝敗を分けた」
という場面がある。
今日の錦織圭 対 ロジャー・フェデラー の試合でも、錦織圭に勝ち運を呼び込んだワンプレーがあった。
第1セット、
錦織からみてゲームカウント 5ー6
サーブは錦織で カウント 15ー30。
セカンドサーブ。
錦織の打った比較的甘いセカンドサーブに対して、フェデラーはフォアに回り込んで強烈なリターンを、ベースライン際に打ち込んだ。
普通なら当然決まるショット。
しかもフェデラーのポイントになれば、錦織は15ー40と、ブレイクポイントかつダブルのセットポイントになるところ。
しかし錦織圭は、フェデラーのショットをショートバウンド、かつ片手バックハンドで合わせ、フェデラーサイドのストレートにコントロールしてライン際に落とす。
世界中のメディアが驚嘆し、絶賛した一本。
これで錦織はサービスキープしてタイブレークに持ち込んだ。
スポーツの勝負に、「もし、たら、れば」はないけれど、フェデラーのリターンが決まっていたら、この試合は。。。
今、勝負運も錦織圭に味方している。こういう時は何をやっても上手くいく。
もしかしたらこの大会、錦織はメチャクチャついているかもしれない。