錦織圭は何故、今年ドラマティックな復活を為し得たか?
それを可能にしたのはフィジカルの強化、肉体改造だろう。
今年、錦織は60試合戦って、棄権はバルセロナの1回だけ。その前に3月にインディアンウェルズを出場中止しているが、これは体調不良。
少なくとも全仏オープン以降は出場した試合での棄権は一度もない。
全米オープン以降に出場した大会にはすべてベスト8以上まで戦っているが、その間、MTO(メディカルタイムアウト)さえ取っていない。
しかも全米オープン以降はほぼ全ての大会で好調をキープしている。
錦織自身も
「最近は試合を重ねても身体の痛みが出そうな気がしない。身体が強くなったという自覚がある」
と明言している。
アスリートにとって何と言っても身体が資本。
その身体に自信がついた錦織圭はそれだけでも一段階ステップアップしたと言える。
そんな錦織圭が、身体の強さでは他のどの選手にも負けないロジャー・フェデラーに一カ月の間に3回目の挑戦をする。
強くなったケイ、三度目の正直に期待!