the sense of balance -5ページ目

5/25 ガンバ大阪vsサガン鳥栖@万博

この日は金曜日のナイトゲーム。
昼過ぎには雨もあがった。
鳥栖出身のフューチャーズ時代からの鳥栖サポの後輩と万博へ。
負傷でベンチを外れている加地や佐々木が駐車場からスタンドへと普通に歩いてるのを見て万博初参戦の後輩。
「何なんすかこれ。こんな普通に歩いてていいんすか?」と九州弁で驚きを口にする。
鳥栖よりのSBで観戦。

二川がスタメン復帰。右SBには丹羽に代わって内田が入った。サイドバックなんて出来るのか?2トップは佐藤とパウ。

自分の中では昨年から評価の高い鳥栖だけに水沼宏太抜きとは言えガンバは苦しむと思われたが、
開始3分。
パウが前線でチェイスしてボールを奪って上がり左サイドからクロス。
ニアの佐藤をこえ、こぼれたボールを二川がハンド気味の胸トラからボレーで先制!
まさかアッサリとガンバが先制した。

16分、明神が相手の攻撃の芽を摘み、二川からワンタッチで倉田にパス。倉田のクロスに佐藤が頭で合わせたがDFに当たってCK。
そのショートコーナーから遠藤のクロスに今野が頭で合わせたがわずかに枠の外。

23分、遠藤からのCKはファーへ。
今野が頭で合わせたが今度は惜しくもポストに当たる。跳ね返りを再度今野がシュートしたが枠をとらえず。

44分、倉田のスルーに裏に抜け出した佐藤が足を伸ばしてショートしたがわずかに枠の外。

1ー0とまさかのリードで前半を折り返した。
驚くほどに鳥栖を圧倒した前半。
鳥栖はシュートゼロだ。
鳥栖の得意のプレスをギリギリでいなすことであの鳥栖が無力にすら感じる。
ただ、後半の終盤になるとスタミナ差が出そうなんで早めに追加点が欲しいな。
内田の右SBは驚くほど使える。
宮本二世的に言われるCBだからか、上がるタイミングや攻守にわたって周りがよく見えている。ガンバ育ちやから足元も上手い。これは使い続ければ加地より良いぞ。

しかしさすがに鳥栖も後半はギアを上げてきた。

五分五分、一進一退、どちらが次の点をあげるか。

65分、パウout→阿部in

67分。阿部とのワンツーから右サイドを抜けた遠藤からクロスに佐藤がニアに走りこみ、足で合わせるてガンバが追加点!
2ー0
この2点目は大きい!

もし終盤スタミナ差が出たとしても守りに入った相手に鳥栖はよう点取らんやろうと後輩と同意。

しかーし、踊るガンバサポを2人して眺めていた矢先の
68分。
右サイド藤田のロングスローに豊田がニアでヘディング、ふわりとファーのポスト内側に当たって入った。
2ー1
いや、現地では目を離していた隙に試合は動き、目を戻した時はポストに当たる瞬間だった。
恐るべし藤田のロングスロー。

74分、倉田out→武井in
75分、トジンout→野田in
後輩は曰わく
「トジンが下がれば鳥栖は点取りますよ」
トジン、どんなFWだよ!(笑)

しかしそれが的中する。
86分。
鳥栖のクロスのこぼれ球がエリアアークの豊田の前に転がった、が豊田は打たず左サイド藤田へ横パスを流すと、藤田はゴールへ右隅へパスするような見事なダイレクトのシュート!
2ー2同点。
角度的に打った瞬間に頭を抱える見事なゴールだった。

88分、二川out→ラフィーin

ん?ラフィーinは謎だぞ?

ここでドローでいいと考えないのがガンバの良さなのか悪さなのか。

こっからお互いのゴール前を行ったり来たりするドタバタサッカー展開。
こういう局面は何だか笑える。

94分。
ラフィーが鳥栖ゴール前で意味不明な奪われ方をする。
素早い鳥栖のカウンター、人数は3ー2だ。
しかも遠藤と武井。
持ち込んだ野田に軽くあしらわれるヤット。
野田は長駆上がってきた藤田に流すと藤田が決めて鳥栖が逆転して試合終了!

2ー3
前節、2ー0からFC東京に逆転された鳥栖が逆のことをやってのけた。

あからさまに不機嫌な俺。
後輩を飯に誘うこともなくソッコーで帰宅する俺。
放心状態な俺。


ゴール裏は居残って外国人FWの獲得と遠藤の五輪不派遣を求めたそうだ。
寒い中ご苦労なこってす。
個人的には「悪くないけど結果が伴わない時」には叱咤は不必要やと思うけどね。

コンサドーレvs札幌ガンバ大阪@札幌ドーム(スカパー!観戦)

18位vs17位の裏天王山?
ガンバ大阪にとっては初のドーム戦。

遠藤と今野もスタメン復帰。現状ベスメン。

鳥栖、浦和と最近の試合通り序盤からゲームを支配。
ましてや断トツ最下位の札幌には何もさせない。

16分、左CK。パウリーニョが頭で押し込んでガンバが先制!
攻めながら得点できない流れは免れた。

この後もスルーに抜け出す佐藤、巧みに突破するパウ、内田が上がってミドルなど圧倒的に攻めるガンバ。

26分、ガンバらしいボール回しに札幌が全くついてこれない中、倉田が余裕を持ったとは言え鮮やかなミドルで追加点。

35分、ゴール正面20mぐらいから遠藤が直接FKを決めた。
壁の空けたコースを低く速いシュートで巻いてゴールイン!
コンスタントに追加点をあげて3ー0で前半を折り返す。

後半は札幌が前に出る気持ちを持ったのとガンバも前がかりにはならないので札幌が押しはするが怖くはない。

そんな中でも藤春が上がってエリア内に侵入してシュートを狙うなど悪くないガンバ。
後は水曜日に備えて休息も入れる。

73分、遠藤out→武井in
77分、二川out→寺田in
80分、パウout→阿部in

さすがに終盤はゴールを脅かされたが今野の素晴らしい危険予知が何度かピンチを救う。

84分、阿部のFKはクロスバー。

93分、ここ2試合続けてアディショナルに失点してきたガンバがゴールする。
右サイド上がったウッチーがエリア内の阿部に入れると、阿部は上がってきた武井にマイナス、武井が鮮やかなダイレクトミドル!
後半のゼロは嫌だったが、それを回避することができた。ただ、武井は結果は出したが、内容はどうだったのか…。

4ー0。
今季最多の4得点。
初完封勝利。
7試合ぶりの勝利(ACL含むと9試合ぶり)
当然得なければならない結果。
アウェイでも絶対に勝たなければいけない相手に確実に勝利した。

どうやらベスメンは固まった。
名古屋、柏、FC東京。
力を試すには良い相手だ。


鳥栖戦で逆転負けを喫して以来書けなかったガンバに関する日記がようやく書けた。

オーストラリアvs日本

最後に与えられたFKを本田が蹴ろうと準備していると吹かれた試合終了の笛。
意味不明なレフェリングに終始した試合を象徴するシーンだった。
アウェイで勝ち点1という結果はまあまあかと。

細かいとこではオーストラリアひいきの笛が多かったと思うが、退場にからむ笛に関しては結果的に日本に有利ですらあった。
退場に値しなかったオーストラリアのミリガン。
もっと早くに退場するはずだった日本の栗原。

アウェイと言えど内容はもちろん日本が圧倒し、現状アジアレベルでの代表の試合はドキドキ感がなく本当に楽しめない。

となると超客観が芽生える。
運動量、テクニック、連携。
全てにおいて上回る日本だが一言で言えばいつまでたっても試合下手。単調。
とにかくいつでも一生懸命走る。
日本人の真面目さと言う長所からくる欠点だが。
ペースを変える、リズムを変えるってことをしたらもっと相手を苦しめられるしリスクも減らせるんだが。
ヤットが最近良くないせいもあるんかな。

強い相手や大一番に力を発揮する本田、優位な状況で輝き強い相手に消える香川…香川ユナイテッドでも大丈夫かな?
クラブ史上最高期にあったドルトムントでこそ輝けたんでは?
本田=中田ヒデ、香川=中村俊輔。

本田圭佑。
「はっきり言えるのは、オーストラリアより僕らがいいサッカーをしていたということです。
引き分けだったけど、いい環境だったらそうではないと、オーストラリアの選手も分かったでしょう。何も感じていなかったら、アホか、それとも秘策があるのか」
強気でも傲慢でもいいが相手に対するこういう発言はよくない。
人間としてよくないし、何よりも勝負事でこういう発言や態度は御法度だ。
いただけない。

栗原勇蔵。
「オフサイドだと思った。笛が鳴ってびっくりした。カードまで出てびっくり」
ならば、何も感じてない栗原はアホだな。
審判がまともなら先制ゴールの直前の小競り合いで2枚目もらってもっと早くにピッチを去ってたはずだ。


何より…層の薄さが気になる。
ロンドン五輪以降、ザッケローニがやるべき命題はそこにつきる。

パッキャオ敗戦!

パッキャオが負けた。

序盤は両者さぐり合いも。
4Rでパッキャオが攻勢に出るとブラッドリーは足が止まる。
もはやパッキャオがKOするかどうかだけの問題。試合は決まったな。
と思われたが10Rぐらいからは今度はパッキャオの動きが重くなって五分五分ぐらいか、ややブラッドリー押し程度で12Rを終えた。

解説のファイティング原田とジョー小泉もパッキャオ有利のジャッジだったが…。

判定は
115-113…パッキャオ。
115-113…ブラッドリー。
115-113…New Champion!

まさかの判定、もしやの敗戦となったパッキャオ。
久しぶりのスピードある対戦相手なので苦戦は予想されたが。

一つの時代の終わりなのか。
無敗王者ブラッドリーの時代が始まるのか。
パッキャオが奮起して新たなる伝説を作るのか。

映画「秒速5センチメートル」

WOWOWでやってたので観た。
同じくWOWOWでやってた新海誠の短編映画「ほしのこえ」を観て感動したんで。



以下、ちょっとだけネタバレあり?






久しぶりに半端ない破壊力の映画を観た。
涙が止まらなかった。

山崎まさよしの『One more time, One more chance』の使い方も超絶効果抜群。

3日間ぐらいは半分鬱状態で仕事に行くのも、生活するのも、何をするにも息苦しいほどだった。

繊細な映画というか駄目人間な映画というか…。
観る人によって賛否両論分かれる映画だと思う。

最後のシーンを前向きに捉えられるようになってようやく普通の生活に戻れた。