フェアな勝利! | 楽しくなければ野球じゃない!

フェアな勝利!

選手会とプロ野球機構の交渉が昨日ようやく終わりました。
今回の一連のプロ野球騒動を見て感じたのは、今まで何故かアンタッチャブルだったプロ野球全体をどうするか?という視点で物事が進んでいったことが素晴らしいことだったと思えます。
あるオーナーの1球団のみを強くしようとするアンフェアなやり方に世論が飽き飽きしていたということも要因だったことでしょう。

そういった意味で今回の選手会側のリーダーであった古田選手の功績は素晴らしいものでした。彼くらい世論と自分の考えのバランスを見定めて、強い決意でプロ野球機構側と対峙したことが、今回の好結果につながったと思えます。

これで古き時代のオーナー連中が撤退してくれれば、プロ野球の未来は明るいことでしょう。

しかし、近鉄球団がなくなってしまうということも悲しい事実として残りました。
この結果に泣いた近鉄ファンのためにも、新しいプロ野球は球界全体を考え、フェアな精神をもって、さらなる発展を期待したい!