誰もが安心して暮らせる平和な世界

 

それを作るためにロイはアークスになった

 

一度はその道から踏み外し夢が潰えたかに思ったが

 

奇跡的に再び正義の味方になる機会を得た

 

リューネの遺言である『その道を信じて進んでほしい』

 

それを叶えるため、そして二度と道を踏み間違えないようにと

 

ロイは新たな決意とともにアークスとして再出発を果たす

 

 

 

1週間のリハビリを済ませたロイ

 

心機一転でアークスとしてやっていこうとしたロイにオラクルは冷たい現実を彼に叩きつけた

 

 

 

そこには・・・オラクルにはもう・・

 

アークスは存在していなかった

 

 

正確にはアークスはまだ存在している

 

ただロイの知るアークスはもう存在しない。形だけ辛うじて存在してるだけだった

 

 

何故そうなったのか

 

それはアークスの存在理由が失われたからだ

 

ダーカーがもう存在しなくなったために・・

 

その原因とされるのが9年前のクラリスクレイスと【若人】との戦い

 

そのあとからダーカーの発生件数が急激に減少

 

更には弱体化まで

 

その2年後にはダーカーを見ることはなくなり

 

更にその3年後

 

オラクルはダーカーの絶滅を宣言した

 

それは同時にアークスの存在理由も消えた

 

ダーカーを倒すために生み出されたアークス

 

そのダーカーが居なくなってアークスの存在理由がなくなる

 

でもまだアークスはその必要性は残されている

 

オラクルの民を守ること

 

オラクルの脅威になるものから守ること

 

それはダーカーだけじゃない、宇宙にはまだまだ未知の脅威がいる

 

そういったものから守るのもアークスの務め

 

新たに発見された惑星の調査

 

その調査隊を守るためアークスがいる

 

まだアークスには役目があるのだ

 

 

 

 

オラクルはダーカーが駆逐されたことである計画を実行に移す

 

それが移住計画

 

オラクルは宇宙を旅する船団

 

特定の場所に留まらず宇宙を放浪する

 

だが全ての者がそれを望んでるわけじゃない

 

1つの場所に留まって生きていたいと考えてる者もいる

 

本物の大地に立ちたいと

 

だがそれはダーカーのせいで不可能とされていた

 

神出鬼没のダーカーがいる以上安全性は皆無

 

そのダーカーがいなくなったため移住計画が浮上した

 

該当惑星は

 

ナベリウスとリリーパ

 

ナベリウスは緑豊かな惑星

 

その一部を切り開いて植民する

 

小規模ながら街ができる

 

希望者からそこに移住

 

でもそこには当然、原生生物がいる

 

突然そこに住み着けば攻撃される

 

そういったものからアークスが守る

 

リリーパも同様

 

砂に覆われた惑星だが一部をテラフォーミングして人が住める環境にした

 

リリーパには機甲種がいる

 

それからも守るのもアークス

 

ダーカー以外から人を守るためにアークスは戦い続ける

 

 

ちなみに移住に適さない惑星もあった

 

先日発見された惑星ウォパル

 

リリーパと逆に陸地が極めて少なく海に覆われた海洋星

 

移住はあることが問題で却下される

 

気候変動が激しく変わるため移住には適さないからだ

 

 

新たに発見された惑星にはハルコタンもある

 

常に穏やかな気候で移住には問題はない

 

だが移住は認められていない

 

理由はそこに住む住人が争ってるからだ

 

そこにアークスの介入は許されない

 

そこの星の問題はそこに住む者で解決しなければならないという規則がある

 

内政干渉は避けたいのだ

 

だからその争いが終わるまでは移住はできなかった

 

 

そしてナベリウスやリリーパと同じくして発見されたアムドゥスキア

 

ここは全く別の理由で移住は不可能だった

 

龍族との和解が未だに成されていない

 

ファーストコンタクトで失敗したのが未だに尾を引いていた

 

不可侵を結びお互いに不干渉を守っていた

 

そもそも龍族はアークスを毛嫌いしている

 

その理由がダーカーを招いたのがアークスだと主張している

 

言いがかりでもない

 

元々アムドゥスキアにはダーカーは存在していなかった

 

それがアークスがやってきたことでダーカーが現れだした

 

そのことから元凶がアークスにあると

 

これにはアークスは反論はできなかった

 

反論したくとも納得できる言葉が無いからだ

 

コミュニケーションの違いもあって相互理解がなされないことでその誤解を解くことができなかった

 

 

それが今も続いてる

 

このような状況で移住などできるはずもない

 

 

だがナベリウスとリリーパ

 

この2つの惑星だけでも充分希望者を移住させることはできる

 

 

こうしてアークスは人々を守るために存続していく

 

 

 

誰もがアークスを頼りにしていた

 

オラクルにはアークスが必要だと誰もが思っていた

 

 

 

そこにある者が発した言葉から事態は一変

 

 

それが・・・

 

 

『本当にアークスは必要なのか?』

 

 

 

ある議会でそう発言した者がいた

 

 

ダーカーが居なくなったのにアークスは必要なのか?と

 

アークスが重宝されていたのはダーカーを倒せるのがアークスだけだからだ

 

そのダーカーがいなくなればアークスはいらないだろうと

 

ダーカー以外の脅威

 

原生生物がアークスでなくとも対応できる

 

現行兵器で充分対処できると

 

もうアークスに頼る必要性は無いと

 

 

 

アークスのために莫大な金が動いていた

 

フォトンに対応する武器の開発には多額の金がいる

 

その生産にも

 

更にはアークスにこれまで無償で提供していたものも

 

医療など公共施設は無料で使用できていた

 

 

アークスの教育などにも

 

それらは民の税金から支払われてる

 

 

ダーカーがいなくなりアークスに頼る必要がなくなればその分市民に金が回ることになる

 

莫大な税金が市民のために

 

 

これがきっかけだった

 

 

人が生きるには金が必要

 

どんなに文明が発達しようとも経済を支えるのが金である以上それは避けられない

 

そのシステムを根本から変えない限り逃れられない

 

 

そして莫大な税金がアークスに使う必要がないと知れば・・

 

人はそれを選択するだろう

 

 

『もうアークスは不要だ』と

 

 

ここからアークスの弱体化が始まる

 

 

あるグループがアークスに成り代わって市民を守りだした

 

一般人から構成されてる民間警備組織

 

それが移住した市民を守った

 

この事実が改革の始まりとなった

 

 

もうアークスに頼る必要がない

 

 

それが証明されたのだ

 

これにより一気に民間の警備組織がいくつも誕生する

 

今までアークスが担ってきたのを民間組織が奪う形となって

 

 

こうしてアークスは立場を失っていった

 

 

アカデミーは全て閉鎖

 

武器の開発、生産は中止

 

通常兵装へとシフト

 

今まで無料で使えていたのが有料へと

 

そしてアークスの仕事も激減

 

ほぼ民間組織に回された

 

アークスへの依頼は皆無となり、あるのは雑用などだった

 

明らかなアークスへの迫害紛いが起きた

 

 

ただアークスを排除しようということはしなかった

 

これまでの功績を考えて存続だけは許してる

 

ただ

 

維持などは自分たちでするように・・

 

 

 

仕事も奪われたアークスに生きることは難しい

 

支給されていた最低限の金もなくなり

 

アークスは生きる術が無くなる

 

当然、アークスを辞める者が続出

 

数は瞬く間に減った

 

 

アークスが生きていくにはどこかの民間組織に所属するしかない

 

 

でもそこでも迫害は・・・

 

 

アークスを忌み嫌ってる一般人は少なからずいる

 

エリート意識のあるアークスによって印象が悪いのもあった

 

 

そのせいで組織内で迫害を受けてしまている

 

アークスであるというだけで

 

 

そのためアークスであることを隠して所属する元アークス

 

 

 

それでもまだアークスとして残ってる者もいる

 

今となってはその数は10名にも満たない

 

 

今、アークスのリーダーはカスラ

 

レギアスではない、マリアでもない

 

 

この2人は今オラクルにはいない

 

行方不明なのだ

 

 

アークスの絶命を宣言する少し前から突如消えた

 

 

そのためカスラが

 

レギアスがいなくなったのもアークスの弱体化の要因でもあった

 

レギアスのカリスマ性は求心力はカスラにはない

 

そのため辞めていくアークスを止めることはできなかった

 

 

 

カスラは『まだオラクルにアークスは必要』だと主張する

 

そしてそれを認めさせるためカスラはアークスの敵を示した

 

 

敵が、アークスの敵を用意する必要があるからだ

 

それが龍族

 

カスラはアークスの敵として龍族を示した

 

未だに和解が成されていないことを利用したのだ

 

水面下では和解が進んでいたとしても、だ

 

 

だが

 

 

オラクルはその主張を一蹴した

 

 

龍族は敵にはならず、と

 

その理由が龍族がオラクルを攻めることは不可能ということから

 

 

それにはちゃんと理由がある

 

 

龍族にはオラクルに行く手段がないこと

 

知的生命体ではあるが、文明という点ではかなり遅れてる

 

アークスのように科学技術による移動方法がない

 

転移して向かうことができないからだ

 

 

そしてもう1つ

 

龍族はアムドゥスキアから離れることは掟で禁じらている

 

仮に転移装置を有してても離れることはできない

 

どんなにアークスに憎しみなどを抱いてても攻め込んでくることはない

 

だから龍族は敵とはならないと

 

 

これによりアークスの孫zカウは危機的状況のままとなった

 

 

それでもカスラはやがてアークスの力が必要な時がくると信じていた

 

 

それは一見、今の平和を否定するようにも見えた

 

 

 

それでもロイはアークスを続けることを決めた

 

リューネのためにも

 

理想とした正義の味方になるためにも

 

アークスであり続けなければいけない

 

 

アークスでしかその夢は叶えられないから

 

 

 

 

 

 

次回に続く

 

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

かなり久々の投稿

 

もうPSO2が面白くなくなったので時間が思いっきりできて

 

止まってたのを再開したのです

 

 

ダーカーがいなくなった後のアークスの姿というのを描いてみた

 

ダーカーがいなくなったならアークスもいらないという現状を

 

 

この先ロイがどう進むか

 

 

あ・・・

 

でも最後までは描けないんですよね

 

あまり深く考えてないのと思いつかないので

 

なので思いついてるとこまでは書いていこうと

 

投稿ペースは不定期になりますが