パワハラ?パタハラ?辞職の際に上司に言われた驚きの言動 | 老健介護士になったアラサー中卒ひきこもり(10年目)

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いじめ、高校中退、ひきこもり等を経験し介護士になりました。私の経験が誰かの役に立てばと思いブログをしております。

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この度7年以上介護士として働いた会社を退職しました。


詳しくはこの後に書くとして、まず言いたいのが『辞める』ことは決してマイナスではない。ということです。


将来は会社を背負って立つんだとやる気とやりがいを持って働き、ある程度の給料を貰い、役職も頂いている。
そんな会社だとしても辞めた方が良い時もあります。

退職理由をざっくりとご説明すると、家庭を大事にしたい私と、今まで通り働いて欲しい会社の意見の相違が原因です。


では順を追って詳しくご説明します。

介護リーダーという役職の私は、施設内の介護部門の責任者という立場もありそれなりに残業していました。


子どもが産まれることが分かってから、家庭に時間を割くために、直属の上司には役職を外れたいとお願いしていました。


それまでの私が仕事80%、プライベート20%というエネルギーの注ぎ方だったこともあり、このままだと家庭が蔑ろにしてしまう。そう思ったからです。


ところが会社内部のごたごたがあり、会社の幹部が辞めることになります。


そして、役職を外れたかった私に直属の上司よりも上の人からの電話。


「これは決定事項やねんけど、昇進してもらうから。」


その場で断ったり条件をつけられなかった私にも否はありますが、こうして昇進が決まってしまいます。


昇進先はそれまで働いていた施設とは形態が別の施設の管理者です。


引き継ぎのため、その施設に行った私が見たのは今私がしているよりも2倍の時間も残業をする前任者の姿でした。


そして前任者からは衝撃的な一言。

「今月はまだ残業少ない方です。」


これは自分には無理かも。

そう思ったのですが、一度昇進を引き受けたからには辞めずに何とか仕事もこなしたい。

そういう思いもありました。


奥さんとも相談した結果、出産後はお互いが育児に慣れるまで、

私も育休を最低一ヶ月(できれば三ヶ月)はとることに決めます。


そうと決まれば、いざ上司へ相談。

相談相手は辞令を電話してきた人です。



育休を取りたいことを伝えると、どれくらい休みたいのか期間を聞かれます。


結構長めの期間休みたいと、具体的な数字とともに答える私。


すると上司は

「施設の管理者やのに無責任や。」

「それだけ(育休をがっつり)取りたいっていうのは辞める覚悟で言ってるんやな?」

そう言ってきます。


個人的には完全なるパタハラだと思いますし、育休は権利なので私が押し通せばおそらくは取得できたでしょう。


ただ、今まで会社のためにガムシャラに働いてきた分、

「自分が尊敬した上司はこの程度の人で、これだけ働いてきたのに、この会社は育休という権利も使わせてくれないのか。」

そう思うと会社にいるのがバカらしくなりました。


しかし、いるのがバカらしいだけで会社は辞められません。


家に持ち帰り家族と相談しました。


私のスペック的に家庭が疎かになるので役職を続けることはできない。

役職を外れるのなら、別の会社で介護士をしても、大して給料は変わらない。


尊敬できない上司、自分が出世コースから外れる現状、そして給料。


総合的に考えて上司に辞職の意志を伝えます。


辞職の意志を聞いた上司は

「自分勝手に辞めるんやから、残ってる有休は使わせへん。」とバリバリのパワハラ発言。


奥さんはまだその会社の人間なので、あまり大事にすると奥さんに被害が及ぶかもしれない。というところまで私が考えていることを加味したハラスメントだと思います。


ちなみに、あまり詳しくは書きませんが、大事にしなければ奥さんの安全はほぼ100%保証されていました。



パタハラの件と合わせて訴えれば何とかなりそうですが、そこに掛ける時間も気力もない私は、

「じゃあ辞めます。今までお世話になりました。」

そう言って辞めて来ました。


ここまで書くと誤解を生んだと思いますが、『100%会社憎し』ではありません。


私を介護士として、社会人として育ててくれたのはあの会社です。

なので、心の底から感謝はしています。


また、介護士として、人として立派で、尊敬できる人もいっぱいいますし、今でも交流のある人もいます。


時間も気力もなかったことに加え、そういう感謝とか愛憎みたいなもの。

これらが混ざって、結果的に泣き寝入りのような形になりました。


この記事を書いている今は会社への恨みつらみは殆どありませんし、その僅かに残ったモヤモヤも記事にして皆さんに読んでいただくことで浄化されました。


あの選択に後悔はありません。

お陰で出産にも立ち会えました。

そして今では、残業の少ない介護施設に就職し、家庭に重心を置くことが出来ています。


※この記事は以前アメンバー限定記事にしていたものです



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