第一回目のツアー参加 : Golden Circle Tour
二日目は、バス・ツアーに参加。前日の夕方に、ホテルのデスクで申し込んだら、翌日の定刻に迎えのバスが ホテルの玄関まで来てくれるという便利なもの。
まずは、もっともポピュラーなコース:ゴールデン・サークル・ツアーから。
このコースはゲイシール(間欠泉)とグトルフォスの滝と、世界で最初に民主議会が開かれたというシングヴェトリル国立公園の三か所を巡る。
バスがレイキャビックの街を離れるや否や、バスの窓に流れる景色は ほとんどが上の写真のような「荒野」。
そういえば 空港からレイキャビックまでの景色は、これ以上に不毛な、灰色の溶岩がごろごろと限りなく続く 不毛の大地だったことを思いだす。
「こんな土地にも 所有者はあるのだろうか?」
なんて思っていたら、sale なんていう看板が立っていた。
でも、こんな土地を買ってナニヲスル? 農耕は無理だろう。では、牧畜? 夏でもこんな程度の草地だ。----やっぱり、コンピューターだけでできる仕事かな? という考えが浮かんだとたん、あの、世界を震撼させたアイスランドの金融破綻事件を思い出した。(これについては、いずれ、また。)
道中、いろんなところから 白い蒸気が立ち昇っていた。掘ったら立派な温泉になるだろうが、経済的に見合わないということで、ムダにあちらこちらで白煙を上げているだけだった。
この日、残念ながら吹き上げるゲイシール(間欠泉)は見られなかった。(ひょっとしたら見られたのかもしれないが、小雨が降ってきたので、私は適当にそのあたりをウロウロして 引き上げてしまったのだ。)
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アイスランドには原子力発電所も火力発電所もなく、水力発電所と 地熱を利用した発電所が エネルギー源のすべてだという。機械を動かすのも 暖房も、全て自然の恵みで補えるのだ。
----とはいうものの、良いことづくめでは終わらない。豊富な地熱と切っても切れない関係にあるのが、火山活動と「地震」なのだから。これは私たちの国と同じこと。
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シングヴェトリル国立公園には「大地の生まれる場所」とか「地球の裂け目(ギャウ)」とか呼ばれるところがある。幅が数メートル、深さが数十メートルほどの大きな乾いた溝だ。
この「裂け目」は北米プレートとユーラシアプレートとが ぶつかり合うところ。この「裂け目」は、毎年、何センチか広がっていくそうだが、これが地球の反対側で再びぶつかる場所が日本だという。
「その一部が日本のフォッサマグナだ。アイスランドと日本は巨大な二枚のプレートでつながっているのである。」(『アイスランド』椎名誠 2015年)
おお、アイスランドと日本はこんなところで運命を共にしていたのか!?----と一層、親近感を覚える。






