それは「ナゼ?」
私が事前に仕入れた知識では、アイスランドで「一番」とつく歴史的・社会的事項がいくつかある。
・世界で最初に民主主義的議会制が設けられた国。
・世界で一番女性の地位が高い国。(2017年「世界フォーラム」調べ)
・世界で最初に女性の大統領を持った国。(1980年~1996年)
左の絵は シングベッドリルで開かれた「アルシング」と呼ばれた全島集会
右は入植時代の女性?
今回はこれらの事項について 「なぜ それが可能であったのか?」 と考えながら旅を続けるつもりだ。果たして私の 少々くたびれた脳は どれだけの情報をキャッチしてくれるだろう?
観光第一日目の後半、向かった先はNational Museum。
足で歩く観光と、車で移動する観光は、当たり前のことだけど、視界に入ってくる景色が異なる。
もちろん、歩く方が断然、緻密な情報が得られる。だから、初日はたいてい中心市街を歩いて回ることにしている。
幸い、レイキャビックは首都とは言っても小さな街なので、目ぼしい箇所へは徒歩で行けそうだった。National Museumは アイスランドの歴史がビジュアルに 楽しく辿れそうなので、一番、楽しみなところ。
************************
比較的新しく作られた人工都市(といっても最初の入植者は9世紀後半だ)というのは歩きやすい。道路がまっすぐに伸びていて、住宅街も京都の街並みほどではないにしても、地形に沿って分かり易く区切られているからだ。
7,8分くらいで住宅街が切れ、見通しのいい平地が広がった。目の前には立派な幹線道路が走っている。人口33万という国にしては かなり頻繁に大型トラックが走っている。平日の昼ということだから 殆どが商用なのだろう。
陸橋を渡って、その道路と大きな池を右手に見ながら さらに10分ほど歩いていく。途中、人影はほとんどなく、一組の家族と、あとは散策する2,3人に出会っただけ。都心からわずか2,30分 離れただけで この閑静さ。
本当に何もかもゆったりしている。「北海道と四国を合わせたほどの面積に 33万の人口というのは、こういうことなんだなァ---」という思いをかみしめながら、雲の多い空を見上げながら、こちらものんびりと歩を進めた。
やがて、アイスランド大学に続いて museumと一目でわかる大きくモダンな建物がが現れた。


