スズキ
主催で行われる
V-Stromミーティング
が
今年で10周年を迎える
キリも良いので
今年は参加することに
最初に参加したのは
2016年やけん
実に8年振り
加えて
長らく会ってなかった友人との再会
以前会ったのは
恐らく20年以上前
この二つが今回の旅の目的
金曜の午後に会社を休み
乗り込んだフェリーは
名門大洋フェリー
バイクで乗り込むのは
いつのまにか時が流れとって
実に7年振り
すべてが川の流れのように
さらさらと流れとったんだと気付かされる
出航までの時間
過ぎゆく時の流れを思い返す
辺りが薄暗くなった頃
遂に出航の時を迎え
離岸する時の感じがたまらん
排気口からゆらぐ空気のような雲が印象的
遂に陽も沈みっかけ
郷愁感マックス
行きは軽く食事で
ビールと酎ハイ呑みながら
窓から望む月と街明かり
妖しげな雲の切れ間をカメラに収めた
夜も明けぬ
午前5時半
大阪南港
から飛び立つ仲間たち
イカす
女性ライダーふたり
と
大勢のカブライダー
が印象的やった
みんなどこに行くっちゃろ?
今回
一つミスをした
何かって?
ETCカードを忘れて来たとよ
そのせいで
料金所ではもたもたするわ
料金高いわ
で最悪やった
つくづく
ETCの便利さを実感したよ
途中
すんごい霧の中を走り
なんか寒いな~
と思いよったら
気温は5度!
そりゃ寒いわな!
伊賀
やったかな?
忍者の地名でピットイン
何年振りかにホット珈琲で手を温めたよ
なつかしい経験が甦って来た瞬間
その後も
アフリカツイン
二台と一緒に走ったりしながら
最初に訪れたのは
渥美半島
の
伊良湖岬
20年程前の記憶の中のそれとは異なり
先端には平らな場所やった気がしたが
なんか小山があるし
先端見えんし
目の前の浜辺は
恋路ヶ浜
と言うなんともロマンチックな名前
なんだかんだで
四つぐらいの百選に選ばれとったな~
V-Stromミーティング
の参加者らしき一台
灯台までは500mってあったけど
せっかくやけんと歩いて行った
この辺も
記憶にございません!
人の記憶っていい加減やね
見えて来た灯台は
片足海に突っ込んどる感じ
打ち寄せる波に
時折
これぞ日本海!
って感じで
バッシャ~ン!
太平洋やけどね
引いて撮ると
のどかにも見える
カップルもイイ感じやったけん
勝手に被写体
帰りしな
何かの鳥がイイ感じやったけん
勝手に被写体
帰りに見えて来た景色に
どことなく
四国
を感じた
※感じ方には個人差があります
恋をするには波が荒いな~
その後
浜名湖
に向けてひた走り
浜名湖
に着いてしばらく走っとったら
対岸見えるやん
あれ~
浜名湖
って
海かと見間違うぐらい
広いっちゃなかったっけ?
と思いよったら
気付いてしまった
想像しとったのは
琵琶湖
いくら暗い中
関西
を抜けたからといって
頭の中身を
関西
に置き去りにしちゃいかんばい
我ながら苦笑い
大ボケかましつつ
眺めの良い場所を探し求め
彷徨ったあげく辿り着いた場所は
舘山寺ロープウェー
の山頂駅
大きな湖って
九州
には無いけん
イイわ~♪
さて
ホテルに向かうばい
ホテルで友人との再会を果たし
呑みに繰り出します
最初に行ったお店は
人気なのか満席
紹介頂き
訪れたお店で
つもる話しを肴に話しが弾む
まさに
ビンゴ
やったね
って
駄洒落かよ
20年以上の時の流れも
会えば一瞬で消えてなくなる
外見に時の流れを感じても
話す内容
人柄は時が止まったよう
この20年程の間に
お互い
いろんなことがあったし
いろんな道を選んで来たけど
またこうして道が交差した
一瞬
これまでと
これからの
地図を見せ合ったような時間が流れた
ホテルまで帰る道
ふと気になり撮った一枚
時の流れよ
おまちください
か?
潜在的意識が撮らせたものやろか?
基本
友人の居ない僕にとって
距離と時間を超越した
数少ない
いや
唯一かもしれない
友人
お互い
変わらないな
そう思いながら
浜松
の静かな夜を眺めた
ずいぶん以前にもあったような一日




















