キャンプの朝は早い。
テントの中は暖かく快適だったが、
4時には目が覚め
日の出の時刻を確認すると6時前のよう。
それまで寝ようとするも、
それまで寝ようとするも、
どっかの早起きオッサンが
近くで缶珈琲を買って飲んでた。
しかも薄着だったのか
しかも薄着だったのか
何回も
「あ~さぶ!」
「あ~さぶ!」
と、うるさくて寝れやしない。
テントのファスナーを開けて
テントのファスナーを開けて
音を立てたらどっかに行ったけどね。
まったく、寒いなら早よロッジに戻れよ!
まったく、寒いなら早よロッジに戻れよ!
(`Д´)
そんなこんながあったけど、
5時半頃にテントから這い出し、
満月に照らされる海を見てた。
夜明け前もカメラ好きの中では、
夜明け前もカメラ好きの中では、
マジックアワーと言われ、
カメラでしか写し取れない景色がある。
それでも神秘的な空じゃない?
時間が流れ、夜明けだよ。
人の生活が
そこにあることを知らせてくれる。
うっすらと霧が立ち込める海と島の景色は、
いつ見ても静寂感が増して良いものだよ。
完全に陽が昇り、
辺りを散策してると
展望所があるようだったので、
少しばかり山を登ってみた。
半島の反対側が見えた。
急激に海から立ち上がるその姿は、
海と大地のコントラストが
高まって好きだな~。
その後、朝食を済ませ撤収してる間に、
ログハウスのオッサン達は帰って僕一人に。
昨日の夕方までは強かった風も止み、
撤収に困ることはなかったよ。
久し振りに怪鳥と一緒に
記念撮影などしてみた。
海と山をバッグに怪鳥。
今回、タープや薪を載せてないので
今回、タープや薪を載せてないので
比較的軽装だよ。
撮影を済ませ、出発したのは9時過ぎ。
昨日もこの時間に出発したな~
昨日もこの時間に出発したな~
とか思い出しながらキャンプ場を後にした。
今日の行き先もあれこれ悩み、
答えが出たのは出発間際。
学生時代の冬に
川崎~日向のフェリーの到着が遅れ、
夜に高千穂峠を
越えなければならなそうだった際に、
ルートを北に取り
大分方向に進んだ際に通った
宗太郎峠に行ってみようと決めた。
いったん宮崎県に入り、
国道10号線を北上する。
途中、目に飛び込んできた古い鉄橋と、
途中、目に飛び込んできた古い鉄橋と、
足元に流れる綺麗な川、
奥に望む険しい山々と、
その後目指したのは、
秘境の駅感がある「宗太郎駅」。
小さな村にある無人駅。
山の谷間や、トンネルを
いくつも抜けて走る線路。
これまでどんな景色の中を
これまでどんな景色の中を
通って来たのだろう?
この先はどうなってるんだろう?
と空想すると、
と空想すると、
自分だけの線路が敷かれるようだよ。
無人駅のため
現代的な非接触の改札ゲート
なんてものは無い。
あるのは昔ながらの鉄の切符入れだけ。
切符を買うことも出来ない。
ん?そう言えば、
あるのは昔ながらの鉄の切符入れだけ。
切符を買うことも出来ない。
ん?そう言えば、
切符を持たずに乗車するんだな。
よく、車掌が切符を売ってるが、
よく、車掌が切符を売ってるが、
こんな駅のこともあるからなんだろうか?
奥に見える桜と、
古びた切符入れが、
ここは昭和かと錯覚するようだ。
反対側のホームに降り立った。
山を降りるように進むため
空が多めで明るい雰囲気。
こちらのホームには、
雨をしのげるちょっとした待合所があって、
そこのベンチに訪れた人々の足跡を
残せるノートが置いてあった。
何冊ものノート。
それを読むだけで
何冊ものノート。
それを読むだけで
楽しく何時間も過ごせそうだ。
東京から来てる人なども居た。
電車好き、
東京から来てる人なども居た。
電車好き、
旅好き、
名所好きなどそれぞれだろう。
時に楽しく、
時に楽しく、
時に哀愁感じる文章に、
贅沢な時間が過ぎた。
僕も訪れた足跡を残して来たよ。
これを読んだ人が、
いつかその場所に立ち、
僕の書き込みを読んでくれたら、
時空を超えて出逢えるね。
そう思うとグッとくる。
そう思うとグッとくる。
去る時に目に飛び込んで来た景色。
高い山頂付近まで野桜が、、、。
手前の先ほどの桜との対比。
蒼く澄み渡った空。
暖かな春の一日。
最高やん!
手前の先ほどの桜との対比。
蒼く澄み渡った空。
暖かな春の一日。
最高やん!
その後は順調に10号線を北上し、
佐伯でいったん海沿いの道を走ることに。
理由はこれまた回顧ツーリング。
就職して二年目だっただろうか?
就職して二年目だっただろうか?
佐伯~津久見~臼杵の海沿いを
社用車で走った景色を
もう一度見たいと思ったから。
こんな景色だっただろうか?
と記憶はほとんど一致しなかった。
城内に入るための門の周りにも
桜がいっぱいだ。
ここも人が多かったので、
アングルには苦労した。
学校と桜も良いけど、
お城と桜も純日本的で良いね。
どこまでも澄んで暖かな春の一日。
バーベキューや、
バーベキューや、
露天の食べ物を味わう幸せそうな人たち。
そんな中に居る自分も
そんな中に居る自分も
幸せな気分になってお城を後にした。
満足して帰路に着いたとたんに現れた
レンガの橋脚をもった鉄橋。
いつかカメラに収めたいと思っていたので
カメラに収めた。
遠くに新しい鉄橋があり、
そのコントラストが良い感じ。
撮影してたら、
またしてもガタンゴトンと聞こえて来た。
もしかして?と思ったら
もしかして?と思ったら
本当に列車が来たよ!
今回は見事にカメラに収めたよ。
しかも一両のみのワンマン列車。
今回は見事にカメラに収めたよ。
しかも一両のみのワンマン列車。
この時もビデオが回っていたようなので、
動画をお楽しみに。
宗太郎と竹田でと、
滅多に通らない列車と出逢えて
本当にラッキーだったよ。
今回のツーリングは、
今回のツーリングは、
いろんな意味で持ってたのかもね。





















