今日は、春日公園であんどん祭りがあると聞いて、夜の撮影に出掛けて行った。
まず最初に目に留まったのは、ブルーに光るシャボン。
闇夜の通りから一気に華やかな雰囲気に切り替わる。
青って特異な雰囲気やね。
普段は止まっている噴水もこの時ばかりは流量豊かに流れ、見た目と水音で会場の雰囲気を盛り上げてた。
あんどん灯るメイン会場は、それはたいそう綺麗やったよ。
銀杏もぽっと色づいてるようだ。
脇にそれる道に灯るあんどんは、静寂の中にひっそりと佇んでて、静と動、陰と陽の対局がすぐ近くの場所にあって面白い。
人の世と同じやね。
思い思いの手書きの文字や絵が描かれたあんどん、形の異なるあんどんは、その人の心の灯のようでもある。
子供達の描いたあんどんは、見ているだけで可愛らしい。
近くで「これ僕のだよ。」とはしゃぐ小学生が一層可愛らしい。
下から見上げるあんどんは、趣違って面白い。
何事も見る角度、思考の方向で異なった見え方をするのが良いね。
同じものでも違うものみたい。
一つ一つの明かりは小さいけれど、集まれば大きな銀杏を照らす。
絆か~、良い言葉やね。
今日は、天気のすぐれない一日だったけど、たまにはこんなのんびりした休日も良いね。
昨日は駆け抜けた一日だったけど、今日は立ち止る一日か。
さ~て、明日からまた頑張ろう!