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家の本の整理をしていたら、みんな大好きトリチウムについての解説が載っている物理学会誌が出て来た



日本物理学会誌 Vol.80 2025 No.10  だ ー 勉強して欲しい  それなりに難しいけどね



基本的に、物理学会誌のバックナンバーは物理学会のHPで閲覧できるが、発行されて一年以内なので、物理学会員でないと閲覧できない。




こういうのは限定的で良いから一般の人でも閲覧できるようにして欲しい…    一般の人は、物理学会の会員 例えば高校の物理の教師とかに頼むか?、物理学会に頼んでみるとか ちゃんと勉強して欲しい




基本的に、福島のALPS処理汚染水の影響など有るわけが無い事はあくまで前提だが




小出裕章が、「福島の海に汚染水を放出してはならない理由」と称する講演会(Youtubeで視られる)で「体の細胞に取り込まれてしまう場合さえ有る」と 聴衆を脅しつけているが


それは、OBT(有機結合型トリチウム)の事なのかもしれない ー でも、結局は体外に排出されてしまう



トリチウムが体内に取り込まれると、HTO(H2Oの同類の水)なら10日で排出されるが、


OBTは体外に排出されるまで40日かかるそうだ



私が前に書いたような「あっと言う間に」と言うわけには行かず、特にOBTだとなかなか長い時間 体内に滞留するようだ

訂正しておかなければならないだろう



ただ、それは、

「トリチウムを気体として吸い込んだ場合」についての話だ

気体として吸い込んだトリチウムは、体内で水や有機物と結合?して、ほとんどはHTOになるが、一部はOBTになる


OBTによる被曝の影響は HTOの13倍とされているようだ ー 吸い込んだ場合の話である事に注意⚠️

水(HTOを含む水)を飲んだ場合にOBTになるトリチウムなど無視できるほどの割合でしか無いだろう


この「被曝の影響」は、

膨大なトリチウム被曝  1シーベルト(1000ミリシーベルト)を越える被曝をした場合についての話なのだ❗️

トリチウムを気体として吸い込んで亡くなった事故も数例は有るようだが


トリチウムは水素だからね




ALPS処理汚染水を数リットル飲んだところで、0.01ミリシーベルトの被曝もしないだろう

もちろん、汚染水のトリチウムの放射線によって だ


体内では、元々 体内にある 膨大な数のトリチウム原子によるごくごく微弱な被曝を受け続けている ー 同じように 元々 体内にある放射性カリウムによる被曝の影響より2桁は低そうだが




小出裕章が「体の細胞に取り込まれてしまう 場合さえ 有る」と言っているように、


汚染水を飲んで、そのトリチウム水(HTO)がOBT(有機結合型トリチウム)になる割合は極めて少ない ー 水は水として体内を駆け巡る そのトリチウム水が体細胞に供給されて、そのトリチウム原子が細胞に取り込まれてしまう確率などごくごく小さい事は、小出裕章が「さえ」と言う表現を使っている事からもわかるだろう


OBTと言っても、40日で体外に排出されるし


それに、汚染水とは関係無く、ある程度のOBTは赤ちゃんの頃から体内でできていただろう ー 恐ろしいか?



まあ、福島のALPS処理汚染水では、体内でできたOBTの影響など無視できるだろう ー いや、元々体内に有るし 笑


HTOだろうがOBTだろうが、汚染水中のトリチウムの人体への影響など そもそも “ゼロ” だ ゼロを何十倍してもゼロだ


後述するように、トリチウムの放射線の影響などゼロに等しい ー 放射性カリウムの影響もゼロに等しいだろう 笑




放射線の発生については、HTOだろうがOBTだろうが同じだ



テレビ新聞では、トリチウムについて報道する時「トリチウムの放射線の体内での影響は、トリチウム原子の周囲1mmの領域まで」と言う専門家のコメントを付け加える



で、

「トリチウムの放射線の影響」は、放射線によって励起された「活性種」 具体的に言えば「活性酸素」が体内で悪さをする事によって現れる




放射線が直接に細胞のDNAを傷つけるわけでは無いのだ ー これは放射性セシウムでも同じ




トリチウムの放射線は、体内で進行して「活性酸素」を励起して エネルギーを失って「普通の電子」として体内を流れて行ってしまう


電子は、体内で生命活動を支え続けているのだ


一方、トリチウム原子は放射線を放出してヘリウムになってしまう ー 吸い込むと声が変わって面白いヤツだ



つまり、活性酸素はトリチウム原子からせいぜい1mmの範囲内で発生する




トリチウムの放射線は弱い ー エネルギーが小さいから、体内で発生させられる活性酸素の量は極めて少ない


一方、

人体から常時4000個/秒出ている放射性カリウムの放射線のエネルギーはトリチウムの放射線の100倍だ


放射性カリウムの放射線の9割はトリチウムの放射線と同じベータ線(電子線)だ


放射性カリウムの放射線はエネルギーが大きいから体内で数ミリ程度進行するようだ

つまり、放射性カリウムから数ミリ程度の範囲で活性酸素を生成してエネルギーを失って 普通の電子として体内を流れて行ってしまう


当然、

体内の活性酸素の発生量も放射性カリウムの影響の方がトリチウムよりはるかに大きい ー 一声、100倍と考えておけば良いか   同じ量の放射線なら(○○ベックレル:○○シーベルトならその影響は同じ)


つまり、「トリチウムの放射線の人体への影響」など 放射性カリウムの放射線に比べれば無視できるくらいに小さい ー 放射線の数が同じなら



つまり、同じ○○ベックレル(個/秒)と言う値でも、人体への影響は1/100と考えておけば良い



放射性カリウムの場合 :人体からは、体重60kgの人で毎秒4000個…    1kgあたり毎秒約70個


ALPS処理汚染水のトリチウム. :1リットル(〜1kg)あたり毎秒1500個(最大)    通常、もっと少ないようだが



放射線の数で考えると、ALPS処理汚染水のトリチウムの放射線の数は 「人体の放射線の数」と比べるとなかなかに多い感じだ

1kgあたりの数として



が、活性酸素の発生量を考えると、

ALPS処理汚染水のトリチウムによって発生する活性酸素は、体内の放射性カリウムによる活性酸素の 1/4以下 だ (放射線のエネルギー換算で)


汚染水を飲んで、それが全部体内に吸収された場合の話だ ー そんな事はまずあり得ないが



1500ベックレル/リットル と言う、福島の海に放出されてしまっているALPS処理汚染水の「基準」はなかなかに絶妙な値に設定されているようだ


これなら、ALPS処理汚染水を飲んでも人体への影響など無視できる



飲んだ汚染水が全て体吸収されて体中に分散すると考えれば、1500/4000の1/100   つまり体内の放射性カリウムの影響の0.4%でしか無い


大体、摂取した水分が全部体内に吸収されるわけでも無いだろう



実は、トリチウムの放射線よりも30倍エネルギーが大きい放射性炭素の影響は無視しているし ー 炭素14の影響は、カリウム40の影響よりずっと少ないから、通常は人体の放射線源は放射性カリウムだけについて議論される


放射性炭素の放射線は毎秒1500個だ






そして、そもそも、体内で発生し続けている活性酸素は放射性カリウムが原因なのだろうか?




ストレスを感じると体内の活性酸素が増える事ぐらい知っているだろう?


某女性タレントさんは、パートナーに不倫されて若年性白内障になってしまった ー 眼科医は、ストレスのせいと言っている



そう、ストレスによって大量に発生した活性酸素の影響が眼の水晶体を「老化」させたのだ



体内の放射性カリウムが、ストレスで増えたりする事などあり得ない事ぐらいわかるだろう? ー 放射性カリウムは体内で発生し続けている活性酸素の主因では無い




体内で発生し続けている活性酸素に比べれば、

放射性カリウムの放射線によって発生し続けている活性酸素など、無視できるほどでしか無いだろう


私には、体内で常時 寝ていても発生し続けている活性酸素の原因が何なのか?はわからないが




その活性酸素は、体内で常時生まれているがん細胞を攻撃する免疫系の尖兵だったりする




そもそも、無視できる程度のものでしか無い放射性カリウムの放射線の(活性酸素の)影響に さえも とうてい及ばないALPS処理汚染水中のトリチウムの影響など無いに等しいだろう…


それも、直接に飲んだ場合の話だ




ALPS処理汚染水は、福島の放出口から放出されるとあっと言う間に拡がって薄まってしまう


喫煙者の口から出たタバコの煙のように



でも、できたらタバコの煙を口から出す前に1/1000ぐらいに薄めて吐き出して欲しいだろう?


ALPS処理汚染水を希釈して放出しているのがそれだ



放出口付近の、イソギンチャクとかの生物に対する影響をゼロと言える程度にするために、希釈して放出しているのだ







が、だからと言ってm福島の海にALPS処理汚染水を放出し続けて良いわけでは無い   福島の方々の事を思えば…