体温 35.9℃ 壊れて36.2℃しか表示しなくなっているわけでは無さそうだ
先日のTBSの『報道特集』の福島の太平洋側の放射性セシウムやトリチウムの現状を取り上げたのがYoutubeに上がっていた
今時、稀な「ジャーナリズム」らしい番組で、定期的にこういった事を報道してくれれば良いのに… と思った
が、いわきから浪江町に至る放射性物質の汚染状況を伝える姿勢がちょっと深刻そうに過ぎた
とんでもなく深刻そうなナレーション ー 汚染されてしまっている事は、確かに深刻なのだが…
「筋肉に蓄積する放射性セシウム… 半減期は30年…」とやっていたが
この表現が根本的に間違っているのだ❗️ これでは、一般大衆は「筋肉に蓄積してしまう❗️30年も無くならないんだ‼️」と思ってしまう
あまりオツムのよろしく無いヤツは、「30年も無くなってくれない」とか思っているようなのだ
「半減期」の意味がわかっていない ー 半減期、例えば30年経ったら半分になる と言う意味なのに
放射線を出して別の物質になって、原子が例えば10000個有ったら 半分の5000個になってしまうのだ
逆に、「30年経ったらあんまり気にならないレベルになる」と思っているバカ者もいるようだ
確かに、セシウム134は半減期が2年なので、15年後の現在では激減してしまって安物の線量計で計れるのはセシウム137のガンマ線ばかりだ
半分の半分の半分の半分の半分 だからね
半減期8日の
ヨウ素131は、放射線を出しまくるので 一月半ぐらいで検出できなくなったが、「半減期」の5~6倍の年数が経たないと「気にしないで良いレベル」になんかならないのだ
番組の報道姿勢が深刻過ぎると言うのは、放射性セシウム特にセシウム137は、本当は あんまり怖く無い放射性物質なのに殊更に深刻なナレーションを付けていたからだ
正しくは、
「一時的に 筋肉に蓄積する放射性セシウム… が、どんどん排出されて、子どもなら10日、赤ちゃんなら1日で半分になってしまう 物理的に半分になる半減期は30年だが」
「一時的に蓄積する筋肉は 皮膚と同じくらいに放射線に強くて、一旦 放射性セシウムが蓄積した筋肉は たとえ 何万ミリシーベルト浴びても 一夏の日焼け程度のダメージでしか無い」
だ
ちなみに、私がうっかりして 調整中にX線回折装置の中に手を突っ込んで(X線ビームは腕にはあたっていなかったようだが)、怒られて 以前事故を起こしてX線を腕に浴びた事が有る先輩研究者(女性)に話を聞きに行かされたが
腕が「ケロイド状」に焼けただれたようになってしまったのだとか…
その時には回復して普通に研究生活に戻っていた
それに比べれば、放射性セシウムで汚染された物を何十キロ食べたところで… せいぜい、一旦 放射性セシウムが蓄積した筋肉には 真冬の日焼け程度の影響しか無いだろう
チェルノービル原子力発電所の事故で、健康への影響が問題になったのは、年少の子どもたちの甲状腺がんの罹患率が5倍〜10倍になった事 だけ だった
NHKの番組では汚染地域の放射性物質について「骨に蓄積するストロンチウム、肺がんの原因になるプルトニウム」と言っていたが、
放射性セシウムの害には一切触れていなかった
別のNHKの番組では、
チェルノービル周辺での健康被害は「年少の子どもたちの甲状腺がんの罹患率が5倍〜10倍になった事」 だけ
と言う
国際原子力機関(IAEA)の公式見解に対して 異議を唱えている ベラルーシの女医さんを日本に招待していたが、
この人、
子どもたちを低汚染地域(福島原子力発電所周囲の一般人が暮らす地域のような)に連れて行って「セシウム抜き」をやっているほどの人なのに
(子どもたちの「セシウム抜き」ができるのは、子どもたちなら 体内の放射性セシウムが10日で半分になるからだ)
この人でさえ、
放射性セシウムで、どんな健康への影響があり得るのか? については一切言及しなかった
チェルノービル周辺で、
放射性セシウムで、顕著な健康被害が見られていないのは、
セシウムが、一旦筋肉に蓄積した後、どんどん排出されて子どもなら10日 赤ちゃんなら1日で半分になるからだ
大人だと、70日〜100日で半分になる
但し、後に書いているように、チェルノービル周辺では、現在でも野山でとれた物を常食しているようで、それだと放射性セシウムは供給され続けているので、
「子どもなら10日で半分になってしまう」なんてノンキな事は言っていられない
まあ、だからこそ 福島の事故の時でさえ、チェルノービル周辺の 子どもたちを低汚染地域に連れて行って「セシウム抜き」をやっていたわけだ
今でも…?
そして、
セシウム137だと、1億個原子が有っても、そこから5000万個の放射線が出て来るのに 30年 かかる
ヨウ素131だと、1億個原子が有ると そこから5000万個の放射線が出て来るのにかかる日数は たった8日 だ
同じだけ放射性物質が有ったとすると 半減期が短い方が怖いのだ
セシウム137は、半減期はストロンチウム90と同じくらいの 30年 だが
一旦、放射線に皮膚と同じくらいに強い筋肉に蓄積した後は どんどん排出される
「生理的半減期」は、子どもで10日 赤ちゃんなら1日 ー 大人だと70〜100日
ストロンチウム90の生理的半減期は50年 ー 骨も代謝するが、さすがにゆっくりだからだ
ストロンチウム90は、60代以上の人なら全て(世界中の)の人の骨に蓄積していて、日本中の火葬場からは今日もストロンチウム90を含む煙が立ち昇っている
(福島の事故の当時 ドイツ在住だった原子核物理学者氏による)
が、微量だから健康には影響は無い
これに対して、
セシウム137が一旦蓄積するのは筋肉で、放射線によって筋肉内部で活性酸素が発生しても たとえ その効果が30000ミリシーベルト相当だったとしても、一夏の日焼け程度の影響しか無い
放射性セシウムなんか怖くない のだ
チェルノービル周辺の人々は、今も日常的にその辺の野山で取れた食品、つまり野菜や果物や肉を食べているそうだ
「言論最前線」と言うYoutube番組の参加者の発言だ
が、チェルノービル周辺の人々に目立った病気は見られていないようだ ー 日常的に食べていると言うのに…
ましてや、福島の野山でとれた物を多少食べても健康に影響が有るわけが無いのだ ー 流通しないが
ちなみに、ドイツでは公的機関に山で獲れた熊の肉を持ち込んで放射性セシウムの検査をしているそうだ
日本では? ー 例えば、赤城山 熊 いるよね?
福島県や群馬県に、山にいる熊の放射性セシウムのチェックをしているのか?以前から気になっていた
福島県に電話してみたが、ここ数年 市街地に出没して捕獲された熊は解剖にまわされているが、放射性セシウムについては特にチェックしていないようだった
熊は生態系の頂点にいるから放射性セシウムが蓄積しているとされる ー 地表や地中に菌糸を張りめぐらせてセシウムを含む栄養分をかき集めるキノコもだが
福島では無く、富士山麓のキノコでさえ放射性セシウムが蓄積していて流通禁止になっている
栃木県の黒磯では、超高感度の検出器によって キノコから戦後の大気中核実験によるセシウム137の放射線が検出されているくらいなのだ
福島県は怠慢と言わざるを得ないが、「頑張ってください!」と言っておいた
いくら、「基準値」の十倍とか汚染されている物を多少食べても健康には影響無いと言っても、原子力発電所の事故の影響はチェックしておかなければならない
帰還困難区域の猛禽類では、生殖能力の減退が見られると言う研究報告が有るそうだ ー 熊は?
次は栃木県に聞いてみようか…