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今日が、日航ジャンボ機123便が群馬県上野村御巣鷹の尾根に堕ちてから40年なのか…
犠牲者の方に 合掌
ところで。
「安全」って何だろう?
福島第一原子力発電所の事故の時、「暫定基準」で『絶対安全」と言えるのか?」と言われていた
ハッキリ言って、「暫定基準」でも. 一般人が想うだろう「絶対安全」レベルよりもはるかに下だったのだが… (赤字にしたいがやり方がわからない)
放射線/放射性物質関係ではとんでも無い「安全度」が見込まれているのに、一般の人は全く理解していない
放射線/放射性物質関係では「基準」を越えたら病気になる可能性が有ると思っているのだろうが
巷の「基準」の何倍の放射線を浴びたところで、誰も 何十年経っても病気になどならないのに
日航機123便は、圧力隔壁の強度が十分に確保されていなかったのが事故の原因とされる
地上では、私達の体には1平方センチメートルあたり1kgの圧力がかかっている ー 「大気の圧力」だ
上空に行くと、空気が薄くなって私達の体にかかる圧力も少なくなる ー これは、標高の高い観光地に行ってポテトチップスを買った時に袋がパンパンに膨れている事からもわかるだろう
もちろん、それを持って平地に降りればポテトチップスの袋もしぼむ
その「大気の圧力」は高度が上がれば上がるほど少なくなる
通常の航空機は、燃費節約のために空気が薄い高度1万メートルで飛行する
が、
当時 アメリカボーイング社は「(狭い日本の?)短距離便なら高度を1万メートルに達してもすぐに降下しなければならないから無駄だろう。最大高度7000メートルで運航するように。」
と言って、圧力隔壁の補修後の強度を一般の機体程には確保していなかったそうなのだ
が、
日本航空は、燃費節約のために高度1万メートルでの運航を続けた
航空機の圧力隔壁は、上空ではポテトチップスの袋のように変形するわけだが(もちろん一般人の目ではわからないだろうが)
目的地に降りると、圧力隔壁の変形はおさまる
旅客機は、毎日のように飛んでいるわけで、圧力隔壁は微小な変形を繰り返しているわけだ
金属は、基本的に 曲げても元に戻るが 変形を何百回も繰り返すと次第に「金属疲労」を起こして曲がりやすくなって最終的には破断してしまう
ボーイング社は、最大高度7000メートルの運航を想定して 圧力隔壁の強度を 長距離便の機体ほどには確保していなかった
が、日本航空はそれを無視して高度1万メートルでの運航を続けた
そのために 事故は起こるべくして起こった のだと言う
「安全度 ゼロ」だったわけだ ー 日航機事故の後は. 短距離便用の機体でも 圧力隔壁は十分な強度を確保されるようになっただろうが
もちろん、安全度を見込むとは、まずまず安全と言えるレベルよりもいくばくかの「余裕」を持たせる事だ
「安全」って何? ー これは、福島の原子力災害伝承館で 係の女性に言った事だ
まあ、航空機の運用で「絶対安全」などと言うのはあり得ないが ー 事故は起こるよねえ 自動車事故と同じように
福島程度の放射線/放射性物質では、たとえ帰還困難区域であっても ほとんどの地域では何十年暮らしても誰も病気になどならない
これは「安全」なのか? とクダンの原子力災害伝承館の女性に言ったものだ
帰還困難区域でも比較的に汚染のレベルが高い場所では、たとえ何十年暮らしても放射線/放射性物質が原因の病気 つまりがんになどならない
わけだが…
実は、体内で「日焼け」に相当する『老化』が進行する ー 汚染レベルが高い場所で何十年も暮らすと一番弱い小腸は漁師のお爺ちゃんの顔のように「老化」する … かもしれない
一番、汚染レベルが高い場所で何十年も暮らすと、100人のうち一人や二人はがんになるかもしれない
病気にならなければ「安全」なのか? ー 帰還困難区域のほとんどの地域で暮らしても誰も病気になどならないわけだが、それで「安全」なのか?
病気の検査では、CTで一回数十ミリシーベルト被曝するらしいが年間十回もCTを受診すると、100人のうち二人か三人は そのせいでがんになる人も出てくる かもしれない
まあ、病気を見つけるためにはCTは必要だが、CTは 一年に数回程度にしておく方が良さそうだ
放射線の場合、ごく微量なら人体への影響は冬場の日光程度にも及ばないだろう ー つまり無視できるレベル
放射線の人体への影響は、体内でか酸素ラディカル(〜活性酸素)が発生する事による(正確にはほとんど…)からだ
活性酸素なら、あなたの体内で毎秒毎秒発生し続けていて、体内で発生したがん細胞退治の先兵として働いている
それより少なければ、放射線の影響など無視できるのだ
レントゲンも、一回や二回受けたところで人体への影響は無視できる
これなら「絶対安全」??? ー 放射線年間20ミリシーベルト未満なら、人体への影響は無視できるだろう
放射線/放射性物質の場合、『安全度』は信じられないほど大きくとられる
放射線治療医の学会では、
『被曝の基準』として 福島の事故の時 影響が無視できる年間20ミリシーベルトの 1/4
の「年間5ミリシーベルト」にしようと提案していた
小出裕章も、当初 それに賛成していたが、突如「年間1ミリシーベルトにしろ!」と言い出したのだとか
大衆迎合❓❓❓
世界には、年間数ミリシーベルト程度で普通に暮らしている地域も少なく無い
「年間1ミリシーベルト」など非現実的過ぎる
で、妥協の産物として「年間2.3ミリシーベルト?」とかの『基準』が設定される事になったのだと言う
年間200ミリシーベルト未満なら、誰も何十年経っても誰も病気になどならないのに…
宇宙飛行士は半年の任務で最大200ミリシーベルト弱被曝する ー がんになる割合は一般人よりも低い
『基準』には、科学的根拠などゼロだ ー もちろん、こじつければいろいろ言えなくも無いだろうが
「安全」って何?
一般の人は放射線/放射性物質についてとんでも無い『安全度』が見込まれている事を知らないからなあ
「基準」をはるかに越えたところで、人体には何の影響も無いのがほとんどなのに…
巷には、「放射能⁉️ 怖い‼️」と反射的に反応する人が溢れている
ちなみに、ヨーロッパ線のパイロットやCAさんは年間100フライトで 十数ミリシーベルト被曝します ー でも誰も気にしていません
年間20ミリシーベルト 放射線取扱者の基準 これが「気にしないで良い」 安全度を見込まない「生」の基準