PETは、近年がんの検査で多用されているようだ



PETとは“Positoron Emisson Topography”の略だ


ポジトロンとは陽電子の事だ ー 普通の電子とは反対の電荷を持つ“反物質”だ


陽電子をブドウ糖様の物質にくっ付けて血管に注入して、ブドウ糖とかの栄養分を貪り続けているがん細胞に集まっているのを検出する




がんって、私達が接種した栄養分をぶんどって貪るから、私達の身体が栄養失調になる事なんだ





がん細胞に集まったブドウ糖様物質の陽電子は普通の電子と“対消滅”して、光の仲間のガンマ線を出すので それを検出するのだ

(ちなみに、そのガンマ線程度ではがん細胞にはダメージは無い だから、がん細胞よりずっと放射線に強い私達の細胞が影響を受ける事も無い)





なのに、「放射性物質を体内に入れて…」と説明する所が有るようだ






PETやPET-CTは『天使と悪魔』で有名な“反物質”を使う検査方法だ



私は、20年以上前 まだほとんど知られていなかった時に、「様子を見ましょうか?」と言う医師に無理矢理ねじ込んでPETを受けて自分の悪性リンパ腫を見つけたのだ ー 言わば自分で見つけたわけだ



自分の仕事で、“陽電子消滅”の実験をやりたかったが、高くてできなかったので自分の体に入れてみた



可能性は半々と思っていたが見事に光ったのだ




で、元の病院に結果を伝えたら“ガリウムシンチレーション”というのを受けさせられた


Y浜市大病院の検査結果を信用していないのか?不思議だった ー 東大系の病院だしね 放射線治療は中川恵一氏が担当だったし








反物質ってワクワクしない? 物理学は面白いよ〜





尚、途中に書いたように PETの 陽電子と電子が“対消滅”して発生するガンマ線と言う放射線では 放射線に弱いがん細胞でさえほとんどダメージを受けないので 私達の体の細胞が受ける影響は「実質的にゼロ」と言って良いでしょう

(がん細胞がダメージを受けるなら治療に使える)