先日 延期された民間のロケット打ち上げが失敗したとか



実はロケットの打ち上げは難しい


アメリカは戦後 人工衛星打ち上げに失敗し続けて、ドイツのフォン・ブラウンとかの力を借りた


史上初の人工衛星打ち上げに成功してアメリカを焦らせた旧ソ連も、ドイツから連れて来た技術者達の力が大きかったらしい



堀江某も金を出して民間ロケット打ち上げにチャレンジしているが、いまだに成功したという話を聞かない

ニュースでは堀江の名前が出て来ないから、今回のロケットには堀江は関係していないのだろう




ロケットは難しい 一つ一つの部品の信頼性は自動車用よりはるかに高く無ければならない ー 航空機用よりもずっと上?


ちなみに、自動車用は『車載用』と言われて、自動車運転時の熱や振動、電磁波の影響を受けにくい『高信頼』の製品なのだ


尚、某S社の高性能(当時)ゲーム機の初代の心臓部の半導体はアラブの某国が多数並列してスーパーコンピュータを作るという噂が有ったが

このデバイスを連続使用すると半日もせずに不良が多発する代物だったと言う   民間用で連続して使用する事などあまり無いゲーム機だったから、産業用の観点からは使い物にならない物を無理矢理搭載していたのだ


大学のロボット研究(超小型人工衛星の研究とかも)では秋葉原で買って来た部品を使う事が多いが


それを福島の廃炉作業に投入しようとしても無理だ ー 普通の半導体素子はメルトダウンした原子炉内部の放射線があたると正常な動作はできない



アメリカのロボット研究は軍用が前提だから放射線に対する耐性も高い



宇宙開発に使われる部品には軍用よりも更に高い信頼性が求められる?



国産の新型ロケットH3は、ロケット打ち上げの費用を安くするための代物で自動車用の部品が使われたりしている

誤動作した時のバックアップ機能を充実させているようだが





民間のロケットでは、自動車用の部品を使うのでさえ難しいのでは無いか?



堀江某のロケットでは、「枯れた技術」つまり古くなって、自由に使える 安定した技術を使って低予算でロケットを打ち上げようとしているようだが

ちなみに、「古くて安定した技術」と言えば、月に行ったアポロ衛星の部品には 当時としても超古い技術が使われていたのだ



すでに確立されてから年月が経って安定した技術、そして高信頼部品を使っても、ロケット打ち上げはそう簡単ではない


部品点数が多いから、それ等の全てが 打ち上げ時の衝撃や熱そして電磁波に耐えて正常に動作させなければならない




難しい 外国のロケットに伍して安く人工衛星を打ち上げて ビジネスとして成立させるためには