#317『アルフレッド・ヒッチコック』
「サスペンスの神様」とも称される、
20世紀イギリスの映画監督アルフレッド・ヒッチコック。
「三十九夜」、「バルカン超特急」など、
サスペンス映画を相次いで発表した後、ハリウッドにデビュー。
「レベッカ」、「裏窓」、「サイコ」などで、
アカデミー監督賞にノミネートされ、
フランス芸術文化勲章も授与したのである。
ヒッチコック映画には警察がよく出てくるが、
それは幼少期のトラウマが関係している。
5歳の時、父親に頼まれ、警察へ書類を渡しに行ったヒッチコック。
すると、そこで署長がヒッチコックを留置場に入れ、鍵をかけてしまう。
5分後、鍵を開けて「悪さをするとこうなるんだぞ!」と、
脅かされたのである。
それ以来、警察を過剰に恐れるようになり、
大人になってもトラウマは消えず、
警察とかかわらないように、車の運転も出来るだけ避けていた。
だが、警察に追われるストーリー展開はヒッチコック映画の十八番。
幼い頃の恐怖体験を、映画に生かしたヒッチコックの言葉がこうである。
「ドラマというものは、人生から退屈な時間をすべてカットしたもの」
放送作家 石川心水
ウノプロダクション株式会社
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