#290『大江戸線車掌によるフライングドア閉め』
「発射致します。
これよりのご乗車はお止めください。駆け込み乗車は大変危険です。」
このアナウンスが入ると、
電車のドアはぷしゅーと、乗り込んでいくサラリーマンの覇気を奪う様な
何とも情けない音を立てて閉まる。
今回、私が言いたいのは、東京メトロ大江戸線は、
アナウンスからプシューと閉まるまでの時間的猶予が極端に短い気がする
という事だ。
東京に住んでいない方は「はて?」と首を傾げるしか無い話題だが、
まあ、大江戸線というのは六本木とか青山とか、
東京の中でも東京らしさ溢れる場所を走る電車の路線である。
話を戻すと、大江戸線は、他の路線に比べて、
ドア閉めのタイミングがシビアである。
私が思うに、ドア閉めを担当する大江戸線車掌は油断をしている。
大江戸線を利用する乗客というのは、
少なからずアッパーな生活をしている比率が高い。
その為、駆け込みをするなどという時間に追われ生きている庶民の様な
乗車スタイルは決してしない。とでも思っている節がある。
そんな前提のもと、大江戸線の車掌は、
ピストルの発射音を待ちきれず、スタートを切ってしまう陸上選手の様に、
乗客の確認もそこそこ、半ばフライング気味に
「閉」と書かれたボタンを押してしまっているのだろう。
東京在住の方は、
ぜひ大江戸線のアナウンスからプシューまでの短さを感じて頂きたい。
放送作家 写六家
ウノプロダクション株式会社
放送作家集団ストレンジャー
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