#223『赤い洗面器の男の話』
赤い洗面器の男の話。
ある晴れた日の午後道を歩いていたら、
向こうから赤い洗面器を頭にのせた男が歩いてきました。
洗面器の中にはたっぷりの水。
男はその水を一滴もこぼさないように、ゆっくり、ゆっくり歩いてきました。
私は勇気をふるって、
「ちょっとすいませんが、
あなたどうしてそんな赤い洗面器なんか頭にのせて歩いているんですか?」
と聞いてみました。すると男は答えました・・・。
この小話、皆さんはご存知でしょうか?
三谷幸喜作品によく出てくる小話で、
古畑任三郎シリーズにも度々登場します。
実はこのお話、未だに結末が明かされていません。
名刑事・古畑任三郎でも分からないこの話の真実。気になりますよね・・・。
私、写六家が推理するに、
男が”落とさない”様に運ぶ赤い洗面器。
赤い洗面器は、ミスディレクションだと思うのです。
ポイントは”落とさない”。
”落とさない”→”落ちない”→”オチ無い”?
・・・まさかね。
放送作家 写六家