#214『風』
デング熱が流行していますね。
どうやら代々木公園の蚊が危ないみたいで、
また公園封鎖になったみたいですね。
蚊なんて飛んで行くから、封鎖しても意味ねーじゃねぇかと思いましたが、
蚊って半径50mくらいの中にいることが多いみたいですね。
なので封鎖はあながち間違ってないみたいで。
僕の友達の情報なので間違いないかと思います。
行動範囲が狭いと言えば僕も同じで、同じコンビニ、スーパーで買い物して、
同じカフェで同じキャラメルラテ飲んで、
同じファミレスで同じハンバーグ食べて、同じ友達と同じ店で飲んで…
まぁ、とにかく代わり映えのない生活を送っているわけで。
そろそろこの生活も飽きてきた。
退屈な毎日に新たな風を吹き込みたい。
新たな風。例えば彼女。
彼女ができれば、一人でいる事が多い僕も会話が増えるし、
色んな所にデートで行くし、料理も作ってくれるだろう。
彼女を作れば僕の生活は一変する。
しかし彼女を作りたいと思って数ヶ月。全くできる気配はない。
風は吹き込まない。
ただ今日も一人静かな部屋の開いた窓から
外の風が吹き込んでくるだけだった。
放送作家 テイネアフロ
ウノプロダクション株式会社