#676『アンデルセン、父の教え』
デンマークの代表的な童話作家、
「みにくいアヒルの子」、「裸の王様」、
「人魚姫」、「マッチ売りの少女」など、
世界的に有名な童話で、子供たちに読み継がれているアンデルセン童話。
家は貧しく、靴職人だった父親は1816年に他界してしまう。
母親はアンデルセンに跡を継がせようとしたが拒否をし、
学校を中退してコペンハーゲンへと向かった。
詩人やオペラ歌手、役者になることを夢見ていたが、
認めてもらえず、何度も失敗し挫折を味わう。
挫折を繰り返し、なかなか腰が定まらなかったが
「表現する仕事に就きたい!」という意欲と思いだけはあった。
そして30歳の時、ついに最大のチャンスがやってくる。
小説「即興詩人」である。
これが大ヒットとなり、
世界的に有名な童話作家として階段を登っていくことになる。
挫折しながらもやりたい仕事を探し求めたのは、
父親から「気の進まない道に進むな。自分のやりたいと思うものになれ」
と言われたからである。
自分を信じ、強く願い続けた結果、やりたい仕事にありつけたのである。
そんな父の言葉を守ったアンデルセンのプレミアムワードがこれである。
「私の生涯は一篇の美しい童話である」
信じれば叶う。
まさに、アンデルセンの人生が童話そのものになっている。
放送作家 石川心水
ウノプロダクション株式会社