#131『普通じゃないもの 15』
人間が持つ感覚の中で一番必要のないもの。
何だと思いますか。
僕は、「痒み」だと思います。
なぜ、痒みなんてものがあるんでしょうか。
「痛み」の場合、人間の防衛本能からくる危険信号だと捉えれば、
その必要性にも多少の納得はできるというもんです。
ただし、痒み…、あんたの存在は、俺から何を守ってくれてんだ!
はっきり言って、無くても全然生活ができるというか、
無い方が快適に過ごせるってもんです。
ましてやこれからの季節は、痒みとの戦いです。
あせもができたり、蒸し暑い夜には
知らず知らずのうちに体中を掻きむしる、なんてことにも…。
そして、夏の痒みといえば、こいつです。
「蚊」 プレイステーション2
あなたはゲームの中で「蚊」となり、
様々なトラップをかいくぐりながら、ターゲットの血を吸う。
日本のゲーム史上もっとも短いゲームタイトルであり、
リアルに表現された3D世界の中で、
身も心も蚊の気分になれるという、
全っ然嬉しくないゲームです。
蚊の気持ちなんて知りたくもねーよ!
なんて思いながらプレイしていたのを思い出します。
おい、お前ゲームやってんじゃねーか。
というツッコミは、甘んじて受け入れます。
でも仕方ないんです。このゲーム、すごく面白いんですよ。
このゲームをやってるだけは決して痒くなったりしませんから、
是非。今年の夏はクーラーの効いた快適なお部屋で、
このゲームをプレイしてみてはいかがでしょうか。
放送作家 栗子じょん
ウノプロダクション株式会社
放送作家集団ストレンジャー
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放送作家育成プロジェクト2008~2015(事務所&全実践)
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