#115『普通じゃないもの 13』 | 放送作家集団『ストレンジャー』ブログ by ウノプロダクション

#115『普通じゃないもの 13』

人はなぜ、筋肉に魅了されるのでしょう。


より太く、きめ細やかな筋肉が欲しい…。

そのためには、徹底した食事制限と
自分の肉体を極限まで痛めつけることもいとわない。

その精神は、まさに一流のアスリートかそれ以上のストイックさ。


前回紹介したシンソールなどで、
人工的に筋肉をつけてしまおうと思うのも、

あまりに筋肉を求めるがあまり、
その欲望がゆがんでしまった結果だと言えます。


しかしながら、

そうした邪な筋肉の暗黒面(マッスル・ダークサイド)に
堕ちるのはごく一部であり、やはりそこは、

「自分の体に混じりっけなしのピュアな筋肉をつけたい!」と、

日夜トレーニングに励む人のほうが大半であることは間違いありません。


そして、そんな崇高な精神が、ひとつのゲームソフトを生み出しました。


それが・・・


「超兄貴」 1992年


基本は、横スクロールのシューティングゲームなのですが、

その熱気の高さにおいて、このゲームの右に出るものはないでしょう。


ゲームのテーマは、純粋な「肉体美」。


大銀河ボディービルコンテストなるコンテストを
10連覇したビルダー帝国の帝王「ボ帝ビル」。

彼は、プロテイン資源の枯渇に悩み、
近隣の星を侵攻し、プロテイン採掘プラントを乱立させた。

危機を感じた天界は、

ビルダー帝国軍討伐の為、筋肉モリモリな主人公たちを現地に派遣した…。


あらすじからして、もうわけがわかりませんが、

とにかくムキムキなキャラを操作し、
迫りくる敵をどんどん倒していくという、

ゲームとしては非常にシンプルで面白かったりします。


しかし、とにかく暑苦しい。

画面に所狭しと筋肉が乱れ飛ぶ、
ポケモンショックよりもある意味危険な描写の数々に、

あなたも気づけば筋肉の虜となっているはずです。


さあ、薔薇色の筋肉の世界へ…、あなたもいかがですか。


放送作家 栗子じょん

ウノプロダクション株式会社
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放送作家育成プロジェクト2008~2015(事務所&全実践)
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