言い訳が出来ない人間だ
何なら必要な説明すら上手く出来ない傾向がある。なぜって？賢さ皆無だからである。不器用な体質だからである
出来ない、不得手な事をしても空回るのを体得しているので、中年はもう頑張らない。高すぎるプライドを守るための行動とも取れなくもないが、ちょいと違うのは既に（私なりに）トライ済だからである
トライ済でも、そもそも不器用な私が素敵に立ち回れるハズもなく、もう色々面倒くさいので、さらに『素』全開で生きている
昨今、芸能人の逝去ニュースが絶えない。身近でも一緒に仕事をしてきた人々の死に直面している。うん。死ぬんだよなぁ。イケイケ幼少期に微塵も過らなかった死について考えるのは、中年もとい、告知を受けた経験も大きい。あの時、死んだ。つか、生まれ変わった気分なのだ
死後の世界は知らない。考えるのは面倒なので割とフラットなのだが、良くある、天国か地獄かの配属先について妄想したりする。まぁ、遊び的な軽いものだ
現世での行動を鑑みて、配属先が天国以外だった場合、私は全力で言い訳するだろうな、と、ふと思った数え切れない例題と、比較材料を提示して、絶対に天国に行ってやる。と、どーでも良い妄想を膨らませた冬の帰り道である
