再出発!経営コンサルタントの奮闘記 -135ページ目

なぜ、できないの?

今日、ある会社でのこと。






~前略~


お客様のために自分たちができること、


というテーマでチーム討議をしてもらった。


人数は10名強で、


ひとチームで討議をするには、


やや非生産的と思い、


チームを2つに分ける。




2時間経過。


それぞれのメンバーの表情を見ると、


達成感に満ちている様子 (^O^)


そして、約束通り各チームに発表してもらいました 音譜




Aチーム

・忙しい時でも、お客様のことを第一に考える 得意げ


Bチーム

・お客様かつ作業内容毎に標準をつくり、間違いのない対応をする得意げ


(他にも沢山の意見があったが省略)




両方とも駄目出しはできますが、


ある重大な初歩的欠陥が


一方のチームにあります 叫び


みなさんは、お気付きですよね。


















そう、Aチームは全く具体性がない、


という点です。


クライアントでこの手の討議をすると、


ものスゴーーーーーーく、


こうした回答が多いのに驚く  ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ



具体性がないと、


何がイマイチなの?



具体性がない、


ということは、


ほぼ間違いなく実現されないためです。




新しい事物を進めるには、


①考える


②行動する


この2つを繰り返すわけですが、


特に新しい事物を進める場合には、


考えることがポイントになります。



新しいだけに、


考えることは困難な作業になりますが、


それを越えれば、


あとは行動するだけ。


つまり、行動できるかどうかは、


考えられるかどうかに大方掛っている、


ということになります。



逆に具体的に考えることが行動を後押ししたりもします。


ジックリ考えたんだから、


よーく考えたんだから、


みんなで考えたんだから、




・・


・・・


・・・・


・・・・・


ちゃんとやろう!!! キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!





職場に戻ってから考える? 耳




チーム討議という整った環境でさえ


考えられていないわけですから、


職場に戻って考えるなんて、


可能性は限りなーーーーく ゼロです 得意げ



発表後、シッカリ指導はしましたが、


果たして、今後どうなるのでしょう?





今日の一言


「行動を望むなら具体的考えまでを見届けよ」




経営コンサルタント

佐竹 悟






社長からの突然!

一昨日、突然社長から


「6月末って、時間あるか?」


と聞かれ、


予定は入っているが、外せない予定ではなかったので、


「あります」


と答えたところ、


「チェコ、ドイツ、オランダに行ってくれ」 飛行機


と、目的や理由の説明もなく、一方的に言われた ( ̄□ ̄;)




え! 目




いきなり?目




社長とは年齢も近く、本音で話ができる間柄なので、




「社長って、いつも用件が先で、目的や理由の説明がないですよね」


と、言ったところ、



「アッハッハッハッハッハッハ」  にひひ



と笑って、その場を去って行きました。






うちの会社のように、私と社長のような間柄ならともかく、


一般の会社や多くの職場ではどうなんでしょうか。


海外出張ではなく、


雑用だったらどうでしょうか。 ヽ(;´Д`)ノ





・雑用ばっかりやらせやがって (`ε´)


・自分は言うだけかよ (`ε´)


・俺たちは将棋の駒じゃないんだ! (`ε´)


・人間的な扱いを受けていないよな (`ε´)


・会社や上司のために働くもんか (`ε´)




きっとこのようなことを思うはず。




人は誰かのために役立ちたい生き物 わんわん


人は誰かから認められたい生き物 しっぽフリフリ




人はコミュニティの中でこそ人間らしく生きる生き物 馬




目的や理由のない命令や指示は、


人間らしさと対極にある行動です ビル




世間ではやる気をなくしている社員が多いと言われています。


上司のちょっとした心遣いで、どれだけ部下(社員)が救われることか 病院


そんなことを思うのは私だけでしょうか。





今日の一言


「命令や指示は思いやりを持って」



経営コンサルタント

佐竹 悟







一見マイナス要因だが。。。

チームで仕事をしていたり、


みんなで話し合いをしているとき、



仕事や話について来れなかったり、


勘違いをして


みんなの手を焼かせる方っていますよね~ (#`ε´#)



こういう人たちとの仕事って


正直、ペースを乱されるので敬遠されがちです むっ


特に時間がない時ほど むかっ







ですが、こういう人達って


本当に仕事や話し合いの足を引っ張るだけなのでしょうか。







私がこれまで見てきた職場では、


むしろ、その職場にいい空気を取り込んでいるように思います。






キビキビとして無駄のない


真面目で笑いの少ない


合理的な仕事や話し合いって


どこか息苦しいですよね。




だから、ペースを乱す人が必要なんです。


ペースを乱す人って、見てて結構面白いですしね 目




聞いてなかったのかと言わんばかりに、さっきまで話してたことを話し始める人 (-^□^-)


意見を求めても、何を答えていいのかわからない人 (-^□^-)


ボキャブラリが少なく、何を言おうとしているのかわからない人 (-^□^-)


空気を読めず、妙に楽観的だったりする人 (-^□^-)


何度言っても間違える人 (-^□^-)




確かにペースを乱された方は頭に来ることもあるかもしれない。


ですが、確かに空気は和んでいます ( ̄▽ ̄)=3




「緊張」と「緩和」


生産的で、創造的な仕事や話し合いに必要なのはどっちでしょうか。


答えはみなさんにお譲りします。




今日の一言

「多様性が生産性や創造性を育む」



経営コンサルタント

佐竹 悟