水の出しすぎだっつぅ~の
今朝、長男、次男と一緒にラジオ体操に行き、
帰ってきて手を洗っている時のことです。
長男が手を洗った後にうがいをし、
そのコップをすごい勢いの水量で何度も
洗っているのを見て、
「何度もあらわなくていいよ、水がもったいないよ」
といった次の瞬間、
「はい、パパもうがいして」
というのです。
水遊びをしているようにしか見えなかった私ですが、
長男は自分のためにコップを濯いでいただけなのでした。
私の勘違いです。
“百聞は一見にしかず”
という言葉がありますが、
“百見は一聞にしかず”
ということもあるわけです。
職場ではどうでしょうか?
挨拶をしない部下
←悩み事があるのかもしれません
不平不満の多い部下
←問題意識が高いのかもしれません
楽観的な同僚
←明るく、前向きに振舞おうとしているのかもしれません
いつも怒ってばかりいる上司
←責任感が強いのかもしれません
放任主義の上司
←部下のことを信頼しているのかもしれません
過干渉な上司
←部下のことを心配しているのかもしれません
定例会議でしか見ることのない社長
←普段はトップセールスを行い、その合間を縫って一人で経営課題と向き合っているのかもしれません
利益至上主義を貫く社長
←社員全員の生活を守ろうとしているのかもしれません
自分の眼にはそう映っても、そのようなつもりで行動していないケースをはいくらでもあります。
人間関係が希薄になり、過度な物質社会になった現在、
愛情や思いやりなど、“人の気持ち”は見逃され、
どこか殺伐とした関係性へと衰退しているような気がします。
ではどうすればよいのか。
答えはシンプルですね。
自分の気持ち(本音)を伝えることです。
はじめは怖く感じるかもしれません。
でも案外、相手は受け止めてくれるものです。
伝える必要はないのかもしれません。
でも相手は嬉しいものですし、自分も楽になれます。
まずは少しずつ、まずは一人から。。。
殺伐としている世の中だと言いましたが、
本当はそう見えるだけなのかもしれません。
今日の一言
「自分の気持ちを誰かに伝えましょう」
経営コンサルタント
佐竹 悟