著者: 甲野 善紀, 井上 雄彦
タイトル: 「武」

「スラムダンク・バガボンドの井上氏」、「巨人の桑田が師事する甲野氏」
という2人に興味があり、古本屋で購入。

面白さのあまり、一日で、読み終えてしまった。

内容は、古武術の技法から武士道・現代社会の問題まで、
多岐に渡る内容であったが、一貫していたのは、
基本を疑え!ということであった。

基本が大事というのは、ある意味、正しいが、
しかし、同時に、「基本が大事」理論に、
囚われすぎている指導者が多いのもまた事実である。

ユニクロの柳井さんもマニュアルは大事だが、
同時に、マニュアルに動かされる人間はダメ。

という、矛盾するようだが、重要なメッセージを伝えている。

毎年、好成績をあげるイチローが、なぜか、
毎年、バットを変えるのも、その一例かもしれない。

現状に甘んじることなく、常に、変化を続ける。
過去の栄光にとらわれず、次の目標に向けて練習をする。


誰もがわかっている事だが、人間、口で言うのは容易いが、
案外、実行している人は少ない。(私もその一人。)

◆彼女
◆家族
◆友人
◆仕事
◆書道


・・・・。それぞれ、俺は、ちゃんと「カイゼン」してますか?




著者: 井上 雄彦, 吉川 英治
タイトル: バガボンド―原作吉川英治「宮本武蔵」より (1)



著者: 甲野 善紀
タイトル: 武術を語る―身体を通しての「学び」の原点